2本、今年公開された映画で見逃していたものがある。(もちろんそれ以外でも見てない映画がないとは言わないが)どうしても見たかったのに諸事情で見れず悔しい思いをしてた。それが、ようやく見れて嬉しい。そんな映画のまず、1本目がこの作品だ。映画史上最高の1本である『八月のクリスマス』のホ・ジノの助監督をしていたリュ・ジャンハの初監督作品だ。
見事なまでに、師匠の作品とよく似ている。だが、ホ・ジノのコ . . . 本文を読む
クリント・イーストウッドによる硫黄島2部作の日本篇を見た。アメリカ篇である『父親たちの星条旗』があまりに素晴らしすぎて「一刻も早く見たい」と思ってたから、まず、見れたことが素直に嬉しい。
しかし、正直言うと少しがっかりしたことも事実だ。素晴らしい映画であることに異論はない。ただ、手放しでは絶賛できない。
アメリカ篇とは違う切り口を見せる。こちらは、剛速球の直球勝負だ。それは題材的にも仕方 . . . 本文を読む