『墨攻』と『蒼き狼』を足して2で割った上で『パイレーツ・オブ・サ・カリビアン』をふりかけたような映画。春休みの子供向けアニメとバカにしてたらあかんよ。実は、今書いた3本よりいい映画だったりするからね。スケールの大きい超大作である。こんなにもシンプルな話なのに、飽きさせずどんどん見せていく。そして、ラストでは胸が熱くなる。「俺たちは仲間だからなぁ」なんてルフィーが言って拳を突き上げ仲間の印を見せ付 . . . 本文を読む
お話のためのお話としての芝居、というのを久しぶりに見たなぁ。ちょっと困ったけどこれはこれで悪くない。もしかしたらこれが本来の芝居のあり方かも知れない。少なくとも一番最初の演劇はこういう形であっていい。舞台の上で、まず、お話を綴ること。そして、それを見せること。
だけれども、なぜこんな話が生じることになったのか。登場人物の彼らは、どういう気持ちでこういう行動をするのか、といった素朴な疑問に対し . . . 本文を読む