「今回は震災の話です。ていうか、距離感の話です。」と、ここまで素直に企画意図を述べるってどうだろうか。その後もどんどんいろんなことをパンフでばらしてある。それは、よく言えば、作品の本質を的確に説明しているってことなのだが、これから芝居を見る人にそこまで言わなくてもいいんじゃないか、と思う。やけに警戒している。それはこの時期の震災ものであるから、なのだが、誤解を恐れたからなのか。そうではあるまい。 . . . 本文を読む
こんなにもシリアスで、リアリズムの文体で描かれたＮＧＲは初めてだ。これは浦部さんが育った７０年代の南大阪を舞台にした自伝的作品である。とはいえ、主人公のモデルは浦部さんの一族ではないだろう。これは浦部さんの創作であり、彼の「妄想が入り混じっている」（パンフ原稿）ものだ。だが、ベースとなる出来事は彼が見聞きした当時の状況や、出来事がモデルとなっているのだろう。
今回メインキャストをＮＧＲ生え抜 . . . 本文を読む
この夏の近畿大会予選にむけて、１年間準備してきた。昨年の夏、９位決定戦で、一番悪い籤を引いてしまった。ほぼ１００％大丈夫だと思っていたのに、その順位決定戦に負けたことで出場は叶わなかった。４本のうち、その籤以外の３本ならどれを引いても確実に大丈夫だった。どうして、それだけはダメだという籤を引くのか、と悔やんだが後の祭りだ。（まぁ、それだけの実力がないから、運頼りとなるのだが）
あまりに悔しい . . . 本文を読む
