Mayの新作と同時公開された航路の新作は、金哲義さんから今を生きる子供たちに向けてのメッセージである。重くて暗いMayの作品とはいささか趣を異にして、ここには同じように民族の歴史を描くにしてもその切り口はこれから未来を生きる子供たちのため、わかりやすく前向きなストレートさを持つ。Mayとしてこの題材を取り上げたなら彼はこんなにも単純なドラマにはしないだろう。共産党員と思われて警察からマークされる . . . 本文を読む
このドキュメンタリー映画を見ながら、「教育」ってなんだろう、と思った。こんなにも手がかかる。しかも、目が離せないし。でも、時間をかけて彼らのいいところを見つけ、それを生かして行こうとする。それって簡単なことではない。忍耐とお金と時間がかかる。たったひとりのために、ここまでいろんなことを犠牲にしなければならないのか、とため息をつく。ただ2時間映画を見ているだけの僕がそう思うのである。当事者である人 . . . 本文を読む