このなんとも不思議なタイトルの短編集に納められた5つの作品は、このタイトルが象徴する通りのシュールなものばかりだ。「ちょっと怖くて愛おしい『偏愛』短編集」と帯にはある。一見するとなんの変哲もない日常の風景なのだが、なんだかおかしい。そして確かに怖い。だが、そこに描かれるドラマはとても優しい。愛に満ちたお話なのだ。これらの短編のなかで描かれる人々の機微。別段凄いことが描かれるのではないけど、心に引 . . . 本文を読む
大晦日の夜、BSプレミアムで『バック・トゥー・ザ・フューチャー』3部作の一挙放送をしていた。年越し蕎麦を早々に食べて、TVの前でくつろぎながら、この映画を見る。別にわざわざこんな古い映画を、こんな時に見なくてもよかったのだが、なんとなく久しぶりに『バック・トゥー・ザ・フューチャー』を見たい気分になったので見てしまった。まぁ、朝、新聞を見たときから楽しみにしていたのだ。
初公開のとき、ロードシ . . . 本文を読む