4つの短編からなる連作、ということなのだが、どこからどこまでが一つのエピソードなのかすらよくわからないほど、まとまりのないものとなっている。お話としての整合性を、というか、完結性なのだが、それを敢えて求めていないようなのだ。ストーリーを追いかけていくのではなく、自由に自分の感じたままを、感覚的に表現していくだけ。それがどこに着地するのかも、したのかも、曖昧なまま、終わる。いや、だらだらと続くばか . . . 本文を読む
こういう時代劇アクション映画は昔からたくさんある。日本映画の時代劇と同じで、これは中国映画の伝統だ。偉人伝とか、有名な武将の感動ストーリーをすごい予算で映画化するというパターン。でも、これはなんだか古臭いなぁ。とても現代の映画とは思えない。アプローチもそうだし、話の展開がまたそう。どうして今の時代にこういう映画が作られるのか、よくわからない。中国では有名な話なのだろうが、この映画を今見て、得るも . . . 本文を読む
こういうむちゃくちゃなアクション映画をおもしろがれるか、どうかって、かなり微妙だ。一昨年、すごい評判になったインドネシアのニューウェーブなのだが、事前の評価の高さが災いしたのだろうが、僕にはあまり面白くはなかった。アクションのすごさは認めるけど、お話がまるでない。だから、だんだん飽きてくる。過激なアクションシーンは、最初は衝撃かもしれないが、徐々に慢性状態になってきて、なんとも思わなくなるのが常 . . . 本文を読む