映画以上に演劇の10本は難しい。選び切れないからだ。だが、ここも非情に10本選出。こちらも映画同様趣味で選んだので、必ずしも見た芝居の中で一番優れた10本と言うわけではなく、僕が好きだった10本だと思ってもらいたい。見た芝居は149本。(短編はワンプログラムで1本としてカウントした。)
1位 伏兵コード『木菟と岩礁』
2位 コトリ会議『にくなしの、サラダよ』
3位 A級MissingLink『 . . . 本文を読む
2013年、劇場で見た映画は151本。今の僕としてはまずまずのペースではないか。今年から選出は、10本のみにすることにした。毎年選べないから30本程リストアップしてきたけど、未練たらしいし、それでもお気に入りの作品が30位から漏れる。それならもう思いきって今日の気分で10本限定で、ちゃんとベストテンにする。
まぁ、こういうのはその日の気分なので、あまり気にしないで思いつきで選ぼうと思う。単な . . . 本文を読む
イスラエル兵とパレスチナの少年の逃避行が描かれる。1982年、レバノン戦争下のベイルート。故郷を追われ収容所で暮らす少年。爆撃で父を失う。爆撃機が墜落して捕虜となったイスラエル兵。2人はお互いの目的のため国境を目指す。
最初は反目しながらも徐々に心を通い合わせるというのはいつものこの手の映画のパターンなのだが、そこに到るまでの状況が描かれる部分が衝撃的だ。当時のレバノンの状況がわからないまま . . . 本文を読む
森田芳光監督の『武士の家計簿』の続編をねらった企画なのだが、前作自身がそれほどのヒットではないのも関わらず、どうしてこういう企画が立ちあがったのか理解に苦しむ。当然興行は苦戦を強いられる。正月の劇場はとても空いている。年配の観客ばかりであるのは、仕方ないことだが、これだけの大作なのに、こんなにもお客が少ないのは、なんだか哀しい。最近、こんな感想ばかりでそれにもがっかり。せっかく丹精込めて作った映 . . . 本文を読む