シリーズ第3作。またか、と思いつつも、テンションが上がる。最初に『ランチのアッコちゃん』を読んだ時の感動は今でも僕の心に深く刻まれている。それくらいに衝撃的な感動だったのだ。
そうかぁ、と目から鱗、だった。こういう生き方が出来たなら人生は素敵なものになる。そこまで思った。あのささやかな本がそこまで思わせるほど、元気を与えてくれたのだ。「もっとアッコちゃんから指導さ . . . 本文を読む
たまたま今、俵万智の『恋する伊勢物語』を読んでいた。これは伊勢を彼女の解釈で解説するエッセイ集で、子供たちのために『伊勢物語』の現代語訳した彼女が訳だけではなく、伊勢の魅力をわかりやすく伝える為に書いたものだ。短いお話が多く、余白だらけの伊勢は、その余白を埋めることで普遍的な恋の姿を伝える古典の名作だ。わざわざ僕が何かをいうことはない。
高校の授業でよくやるのだが、在原業平ではな . . . 本文を読む