10年続いた應典院舞台芸術大祭space✕drama○のトリを飾るのが、遊劇舞台二月病だということが、なぜか晴れがましい。別に関係者でもない僕がそんなふうに喜ぶのは、お門違いなのだが、でも、彼らが芝居を始めた最初の頃からずっと見てきたから、しかも、立ち位置がかなり危うい劇団だと思いながら、だからこそ、応援してきたから、嬉しい。こんなふうに立派になって、なんて父親目線だ。
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創立55周年を迎え、世代交代が進行する劇団未来の新作。しまひろみちが演出を担当するようになって、彼の試行錯誤を暖かく見守りながら、彼に自由を与え、様々なチャレンジをさせる。彼の迷走に付き合う。劇団の先輩たちが支える。こういう集団って、素晴らしい。そして今回、そこから確かな手応えの残る傑作をものにした。昨年の『その頬、熱線に焼かれ』も素晴らしかったが、今回は、もっと身の丈にあった作品 . . . 本文を読む
ここには書いてない10本の映画 2
実はTOHOシネマズが1ヶ月フリーパスになったから、大阪周辺でこの1ヶ月間に上映されているすべての映画を見てみよう、という行為に挑戦した。そのおかげで、仕事が忙しくなり、芝居を見る時間も少なくなり、わかっていたことだけど、思った以上に大変だった。しんどすぎて、楽しめないし。
仕事帰り、毎日のようにレイトを見たから睡眠時間もかなり減る。仕事はい . . . 本文を読む