今年一番の期待作だ。だから公開初日に見てきた。冒頭からガンガン飛ばす。凄い緊張感の連続だ。圧倒される。そういう意味でもこれは原田眞人監督らしい映画なのだ。確かにテンポよくどんどん話が突き進んでいく。だが、凄いのはその速さだけではない。細部まで目が行き届いていて、これでこそ、映画だと思わされる圧倒的な情報量。スクリーンから一瞬も目が離せない。
教官の木村拓哉の登場シーンから一気にこのお話の世界に引 . . . 本文を読む
中学生の女の子が学校になじめず孤立する中で、出口を見出していく、というパターンの児童文学を2冊連続で読む。
第58回講談社児童文学賞・新人賞を受賞したこの作品は、マレーシアからの帰国子女が、同じように孤立していた先輩を通して短歌と出会い自分の居場所を見出していくまでを描くさわやかな作品。タイトルの『リマ・トゥジュ・リマ・トゥジュ・トゥジュ』はマレー語で「5,7,5,7,7」ということ。謎の呪文で . . . 本文を読む
先週ようやく細田守監督の最新作であるこの映画を見ることができた。ずっと見たかったのに、時間がなかった。でも、見れてよかった。とても、感動した。途中からずった泣いていた。小さなころのいろんな想いがここには溢れている。なのに、この感想を書くまで1週間もかかった。それくらいに時間がなかったのだ。たった30分の時間を作れないほど忙しいって、異常だ。
平日の朝いちで見たので空いていてゆったりとした気分で見 . . . 本文を読む