チェコのヤン・シュヴァンクマイエル監督による驚きの映画。配信が後1週間で終了するから、慌てて見ることにしたのだが、見逃さなくて良かった。これは思いがけない拾い物だ。あっと驚く過激で大胆な描写が連続。驚愕の、衝撃の一作である。2時間12分の長尺なのに怒濤の展開で一瞬もダレないし、飽きさせない。予想不能のまさかの、あきれるばかりの展開になっていく。
赤ちゃんに恵まれない夫婦が手にした赤ん坊は夫が持ち . . . 本文を読む
第11回ポプラ社小説新人賞の特別賞受賞作。ポプラ社の本はそれだけで信用できる。この小説も素晴らしかった。ある兄弟のお話。五年生の弟と高2の兄。兄は1年前から学校に行ってない。部屋に引きこもって絵を描いている。弟は心配で頻繁に兄の部屋を訪れる。兄はいろんなことを教えてくれる。何があったか、ではなく、今何をしているのかが描かれていく。母さんたちは兄に学校に行きなさいとは言わない。諦めたのではなく、気長 . . . 本文を読む