フィンランド発のガールズ・ムービー。3人の女の子の3つの金曜日が描かれる。恋に臆病なくせにセックスに憧れる。不満を抱える毎日にイラついている。大好きなことが不安から嫌いになる。そんな3人の恋が描かれる。これもまた女性監督による作品だ。3人の女の子たちの揺れる想いが繊細なタッチで綴られていく。心の弱さが映画自身の弱さにまでつながるところも『ぬいぐるみにしゃべる人はやさしい』と似ている。ここでも明確な . . . 本文を読む
金子修介監督のお嬢さん、金子由里奈の監督デビュー作。脚本はお兄さん(金子鈴幸)との共作。だからこれは金子兄妹作品なのだ。タイトル同様、とてもやさしい映画だ。やさしすぎて弱い。映画自体がこんなに弱くては作品としては失敗だと思う。でも、失敗だって構わない気がする。失敗をして人は成長する。
最近女性監督の映画が増えている。女性が映画監督をすることが当たり前のことになってきた。職業に男女の差別があっては . . . 本文を読む