封切り2日目の夜、劇場に行ったら、日曜の夜なのに若い子供たち(高校生くらいの子たちのことです)でいっぱいだった。凄い人気なんだなぁ、と驚く。2時間、ずっと喧嘩ばっかりしてる。まるでヤクザ映画を見てる気分。
鈴蘭男子高校というありえないような暴力高校を舞台にして、ここでの縄張り争いと抗争が繰り返されるだけで、彼らには家族とか、授業とかいう日常生活は一切ない。(まぁ、描かれてないだけで、ないわけではなかろうが)鈴蘭のトップをとるために、しのぎを削り、派閥争いを繰り返す。基本的には殴り合いをしている。正しい高校生なんで、一応刃物も、チャカも使わない。でも、金属バットはありみたいで、あれで殴れば死にますから、殴るときは、素手で戦うことが基本みたい。わりとすぐに回復するので、学校を休んだりしないみたいだし、病院送りにもめったにならない。
彼らなりのルールのもとにこの世界は成立しているようだ。(まぁ、そんなことどうでもいいけど)そんな、こんなの三池崇史による学園アクション大作。この前の西部劇(『ジャンゴ』)に続いてのジャンルもの。もともとヤクザ映画が得意だったから、こういうタイプはお手のものだろう。初期の傑作『大阪最強伝説 喧嘩の花道』を思い出させる作品。
このジャンルの映画ならば個人的には叙情的な『ワルボロ』の方が好きだが、これは三池映画なので、あんなタイプの映画にはならないことは見る前からわかってる。カッコイイ映画になっているし、2時間以上の長尺を飽きさせないのはさすがだ、とは思うがそれだけで終わり。ゲーム感覚の作品ではなく(ゲームの映画化である『龍のごとく』もゲーム的ではなかった!)、オーソドックスな熱血アクションで、血と汗が飛び散り、肉と肉とがぶつかりあうのはいい。だが、これだけでは、なんだか物足りない。小栗旬と山田孝之が今までとは全く違うキャラクターを見事に演じておりさすが、と思わされたが。
鈴蘭男子高校というありえないような暴力高校を舞台にして、ここでの縄張り争いと抗争が繰り返されるだけで、彼らには家族とか、授業とかいう日常生活は一切ない。(まぁ、描かれてないだけで、ないわけではなかろうが)鈴蘭のトップをとるために、しのぎを削り、派閥争いを繰り返す。基本的には殴り合いをしている。正しい高校生なんで、一応刃物も、チャカも使わない。でも、金属バットはありみたいで、あれで殴れば死にますから、殴るときは、素手で戦うことが基本みたい。わりとすぐに回復するので、学校を休んだりしないみたいだし、病院送りにもめったにならない。
彼らなりのルールのもとにこの世界は成立しているようだ。(まぁ、そんなことどうでもいいけど)そんな、こんなの三池崇史による学園アクション大作。この前の西部劇(『ジャンゴ』)に続いてのジャンルもの。もともとヤクザ映画が得意だったから、こういうタイプはお手のものだろう。初期の傑作『大阪最強伝説 喧嘩の花道』を思い出させる作品。
このジャンルの映画ならば個人的には叙情的な『ワルボロ』の方が好きだが、これは三池映画なので、あんなタイプの映画にはならないことは見る前からわかってる。カッコイイ映画になっているし、2時間以上の長尺を飽きさせないのはさすがだ、とは思うがそれだけで終わり。ゲーム感覚の作品ではなく(ゲームの映画化である『龍のごとく』もゲーム的ではなかった!)、オーソドックスな熱血アクションで、血と汗が飛び散り、肉と肉とがぶつかりあうのはいい。だが、これだけでは、なんだか物足りない。小栗旬と山田孝之が今までとは全く違うキャラクターを見事に演じておりさすが、と思わされたが。