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今、『未来地図』を読んでいる途中だけど、図書館に行ったら、小手鞠るいの児童書(絵本)の新刊が2冊も並んでいたので、さっそく読んでしまった。どちらも素晴らしい出来で今熱を出して自宅でひとり寝ているリンちゃんに読んであげることにした。アレクサを通しての読み聞かせをすることに。
熱を出してそのまま亡くなった妹のことを描く『ゆみちゃん』は少しつらいかも、と思うけど、今二年生のリンならわかってくれるかな、と思う。これは小手鞠さんの亡くした妹の実話をモデルにした作品らしい。松倉香子さんの絵も優しい。お話は二年生になったりりちゃんの四季から始まる。そこにはゆみちゃんはいない。ゆみちゃんが生まれた日から始まり、別れまで。そして彼女の死後、その後のりりちゃんの成長が綴られる。生きていることの喜びと悲しみが小さな少女の目線から描かれる。
続く『ななちゃんのたからもの』はアメリカにいるおばあちゃんのところに行く女の子きくのちゃんのお話。初めての海外旅行。二年生のきくのはおばあちゃんのななちゃんの暮らす森でうさぎさんと出会う。本だけが友だちだった彼女が他者に心を開いていくまでの物語。
2冊ともリンと同じ二年生。たまたまだけど。大好きなリンはようやく熱も下がって来週からは学校に行けるみたい。よかった。