「太陽のトマト麺」(モザイクモール店)

          

 映画の後は、ノースポートモールからモザイクモールに移動です。イタリア繋がりという訳ではありませんが、トマトを多用したイタリアン風スープのラーメン屋です。
 同じgooブログに「emotionally」というサイトがあり、写真が美しくて定期的に閲覧しているのですが、ここは写真の題材の中の一つとして取り上げられる美味しい店の情報の質(B級風実は高水準店)が高く参考にさせてもらっています。この「太陽のトマト麺」もそこで知った店です。このブログで知った情報でなければトマトスープラーメンに関心を持つことはなかったと思います。

 「太陽のラーメン」(730円)に「らぁリゾ」(150円)です。

 ふっとニンニクが香るのはイタリアンです。スープはトマトが凝縮していて美味い。すっぱさと旨みのバランスがいいです。イタリア産トマトを鶏ベースのスープと合わせているようです。
 それに中細の麺、これはラーメンの麺です。スープによく絡む。違和感なく自然に美味しいです。イタリアンとラーメンの融合、ありです。これは美味しい。

 麺を食べ終わった後は、別皿のご飯の上に何かが乗ったものにスープをかけてリゾット風にいただきました。このらぁリゾが名物なのだそうですが、これは普通のスープかけご飯でした。

 今回はまずはトマトスープをそのまま味わいましたが、一番人気という「太陽のチーズラーメン」も試してみたいです。

 因みに明日1月29日(日)は4周年感謝祭でラーメン全品500円なんだそうです。


          


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「ひまわり」(ニュープリント&デジタルリマスター)

               

 「J・エドガー」にするか迷ったのですが、懐かしい「ひまわり」にしました。昔の名作のニュープリントやデジタルリマスター化がどの位進んでいるのか分からないのですが、何かの企画で第1作が「いちご白書」で第2作がこの「ひまわり」のようです。

 センター北のワーナーマイカルシネマズでは、今日から10時の回だけ2月2日(木)まで計6回のみの上映です。

 「ひまわり」といえばソフィア・ローレンとマルチェロ・マストロヤンニの共演、例のヘンリー・マンシーニの主題歌、そして一面ひまわりの映像などで有名なイタリア映画です。私もいくつかのシーンと前半のストーリーを覚えていたのですが、その他、いろいろと忘れてしまったので観直してみることにしました。観客は10名くらいしかいませんでした。

 ニュープリント、デジタルリマスターは旧作の状態を覚えていないので比較しようがありませんが、意外と普通の映像、音響です。映像がピカピカになったということではありません。逆に旧映像、旧音声はかなり古くて現在の大スクリーンには耐えられない水準なのでしょう。

 見終わった感想は、記憶に残っていた4~5シーンが、今回改めて鑑賞してもこの映画の肝心要のシーンであり、忘れていたその他の部分はどうでもいいところでした。
 つまり、一面ひまわりの映像、極寒のロシアを歩き回り小屋に入るシーン、女に足を抱えられて雪の上を引きづられるシーン、駅での再会のシーン、そして駅での別れのシーン。これを覚えていたのですが、やはりこのシーンが全てです。全体としては、若干大味なメロドラマ、脚本も十分に練られていない印象です。特に時間軸が分かりにくくて戸惑います。2年経過したのか、5年経過したのか、10年なのかが分かりにくい。

 それでもソフィア・ローレンの健康なエロティシズム、盛り上がるシーンで繰り返し流れるあのメロディ、冷戦下のソ連ロケでの雄大な景色、イタリア人とロシア人の雰囲気、顔の違いが面白かったり、劇的な駅での再会や別れの場面でははからずも涙がこみ上げてきたりと最後まで魅せます。

 意外や名作とまではいえない映画でしたが、これぞシネマ!のいくつかのシーン、映画史に残る主演の二人、ひまわりの映像、主題歌が懐かしい人には楽しめます。当分の間、ティラリーラーリーラリーとあのメロディが頭の中で反復しそうです。


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