大好きなクラシック音楽、本、美味しいお店、旅行などの記録です。
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谷口ジロー「ふらり。」

「孤独のグルメ」の作者である谷口ジローによる江戸散歩物語です。日本地図を作成した伊能忠敬らしき人物を主人公にしています。江戸の街中を歩いて見て感じたことを淡々と描いたものです。江戸の街並みも美しいです。
特別なことは何も起こらないのですが、日常のちょっとした変化を楽しむ静かだけど味わい深い世界があります。孤独のグルメ同様に何ともいえない渋みのある漫画です。
ブルータスの特集号の推薦漫画はかなりの質の高さでした。追加で数シリーズをアマゾンに注文していましました。
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坂戸佐兵衛/旅井とり「めしばな刑事タチバナ」①~④

これはB級グルメの好き嫌い、こだわり、思い出をこれでもかと語る漫画です。一応、主人公の立花刑事を始めとした刑事モノの設定はあるのですが、それは殆んど関係なく、立花刑事、警察署の上司、同僚や容疑者がひたすらB級グルメについてウンチクを傾けるというものです。
牛丼(吉野家、松屋、すき家、牛丼太郎、東京チカラめし)、インスタントラーメン(サッポロ一番、チャルメラ、出前一丁)、立ち食いそば(富士そば、小諸そば)、カップ焼きそば(UFO、ベヤング、一平ちゃん)、天下一品、餃子の王将などメジャーな食べ物から、少しマイナーなメニュー、ローカルフードまで立花が博識を披露し、その中で一番好きなのはこれだと断定、それに対してライバルの上司や容疑者が反論したりといった展開になっています。
漫画としては単純で絵も上手くないですが、B級グルメの店やメニューや過去のレアアイテムなどへの滅茶苦茶細かいこだわりを大袈裟に披露するのが面白いです。おそらく多くの読者は私が好きなのはコレですと立花に同意あるいは反論しながら読んでいるのだと思います。
B級漫画ですが、こういうのも楽しいです。
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渡辺ペコ「にこたま」①~③

この漫画も面白いです。交際9年、同棲5年をむかえたあっちゃんとコーヘー。このまま平凡だけど幸せな毎日が続くと思っていたところ・・・ちょっとしたことから歯車が狂い出します。浮気、妊娠、シングルマザー、手術、結婚など深刻なテーマが繰り広げられる。
表面上はこれまでと変わらぬ毎日なのですが、起こってしまった事実が少しずつ重くのしかかってきます。どうすればいいのか。受け止めるのが難しい現実にモヤモヤ感が募り、戸惑い、困惑します。お互いのことを知り尽くしていたつもりが心がすれ違っていく。こういう時に相手にどう接したらいいのか迷い、相手の気持ちをさぐります。何とかなるのか、それとももう地獄にいるのか。
爽やかな青春漫画風なのですが、結構怖いです。二人は一体どうなっていくのでしょうか。こちらも続きが待ち遠しいです。
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はるな檸檬「ZUCCA×ZUCA ヅッカヅカ」①~②

これはブルータスで紹介された漫画ではなくて、「主に泣いています」の東村アキコについて検索した際に知った作品です。はるな檸檬は東村アキコの下でアシスタントをしていた弟子で、「あんたの飛び道具は宝塚しかない。宝塚をネタにしたエッセイ漫画を描いてみろ!」(巻末漫画より)とのコメントから誕生した漫画のようです。
ヅカヲタ(宝塚を熱狂的に愛するファン)の生態を面白おかしく4コマ~8コマくらいにまとめた短編漫画を集めています。私も宝塚を知ったばかりで独特のファンの世界のことはよく知りませんが、対象は何にせよ嵌った人のおかしな行動というのは何となく分かるので笑えます。ヲタといえば最近はAKBヲタが有名であちらは総選挙の投票券のために同じCDを何百枚も購入したりとちょっと笑えないところがありますが、この漫画のヅカヲタはまだ許容範囲です。
嵌るのは幸せなことでもあるので、大変だなと少し呆れる一方で読後感は爽やかです。第2巻の後半になると引き合いに出される男役・娘役のスターが現役で私も知っている名前が多くなるので同時代、現在進行系のワクワク感もあります。蒼乃夕妃の見事な太ももをオペラグラスでガン見するという話しがあるのですが、残念ながら私は見れそうにありません。
この漫画も続編が楽しみです(同名のサイトで新作を公開中)。
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東村アキコ「主に泣いてます」①~⑤

雑誌「ブルータス」に「マンガが好きで好きでたまらない。」という特集号がありました。この手の漫画の紹介特集号では過去の作品も含めて幅広く推薦されることが多いのですが、昔の名作にまで手を広げる時間がありません。この特集号では連載中の話題作が中心だったので(漫画は新しい作品の方が好みに合うことが多いです)、それならと気になった作品をまとめて読んでみました。
・東村アキコ「主に泣いています」
・谷口ジロー「ふらり。」
・渡辺ペコ「にこたま」
・坂戸佐兵衛/旅井とり「めしばな刑事タチバナ」
・はるな檸檬「ZUCCA×ZUCA ヅッカヅカ」
5冊を並べて、それぞれの一話ずつを順繰りに読んでいきます。どれも予想以上に面白い漫画だったので、充実のお楽しみタイムです。
その中でも東村アキコの「主に泣いています」が面白かったです。あまりの美しさに出会った男達を魅了し狂わせ破滅にまで追い込んでいく泉さん。そんな自分の境遇に失望し、変装して、世間の目から逃れるように生きています。泉さんのリアルな純愛と取り巻くキャラクターのナンセンスなギャグの連発。ベースはコメディなのですが、しっとりしたシーンに主人公達と一緒に心奪われたり、聖域なしの辛辣な風刺に笑えたりと飽きさせません。昭和、平成と幅広い時代の有名人の言動、有名漫画のシーンなどが引用され、メッタ切りにされます。作者のギャグセンス大爆発です。
5巻までマンネリもなくとにかく読ませます。来週、第6巻が発売されます。
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