今、我が家の庭で咲いている主な花々を並べてみました。
ムスクマロウ。和名はジャコウアオイ、アオイ科の植物です。淡い桃色の爽やかな花を咲かせ始めま
した。ジャコウアオイは、ハーブとしても有名なヨーロッパ原産の帰化植物です。
エロディウム・ウァリアビレが花の盛りです。流通名はヒメフウロ、我が国が固有種のヒメフウロ(シ
オヤギソウ)とは異なる植物です。
耐寒性多年草ですが、当地の真冬は-10℃を越す日もあります。冬の間は庭から掘り上げ、鉢植
えにして室内で育てています。再び、初夏の頃になると庭に戻し露地植えで栽培。今、鮮やかな紅色
の花を咲かせています。
マルバストラムは、アオイ科の常緑多年草です。花は、アプリコット色のスッキリとした形。茎を垂れ
さげ長く伸ばすことから、別名は「枝垂れ芙蓉」と呼ばれています。さらに、茎が土に接するだけで発根
する生育旺盛な植物です。
ユキノシタは、当地ではあまり見かけない植物です。本州方面から持ち帰り育て続けて8年。今年
も独創的な花を咲かせています。
ガウラが長く伸ばした茎に、雄しべがよく目立つ特徴的な花を咲かせています。一見、新しい品種
の植物のように見えますが、明治の中ごろに原産地の北アメリカから渡来した歴史の長い帰化植物
です。