絵鞆岬は、室蘭港を抱きかかえるように噴火湾に突き出る絵鞆半島の最西端。周辺は室蘭八景の
一つ、市内を代表する景勝地です。岬の突端、海に迫り出す展望台に立つと噴火湾を前面に雄大な
景観が目の前に広がります。 絵鞆岬は、今の時期から来春頃まで、季節風が強く吹く日が頻発します。風を受け成長し続けた
樹木が、幹枝を風下の方向に樹形を傾ける。
※撮影時の気温は2℃、風速は推定15メートル越えの猛烈な風が吹き付けていました。防寒服
で身を固めていますが、体感温度は相当なもの。さらに、カメラを構える体が強い風に揺らされ
ながらの撮影でした。
絵鞆岬は一見閑散とした場所に見えるかと思います。意外でしょうが、岬の駐車場のすぐわきを
走る観光道路の港側には、家々が軒を重ねるように建ち並んでいます。
絵鞆岬を後に、港側にわずかに坂道を下った高台からの眺望です。
眼下には絵鞆漁港、対岸の室蘭岳や港内を跨ぐ白鳥大橋の風景が目の前に広がります。なんの変哲も
ない風景ですが、岬を訪れた時には必ず立ち寄りレンズを向ける場所です。
絵鞆漁港に隣接するエンルムマリーナ近傍から港内の光景です。普段は波静かな海面も、今日は
強く吹き付ける西風で海面が様相を変えました。
※「エンルムマリーナ室蘭」は、市の海洋レジャー基地構想の中心的役割として港湾交流
研修施設やヨットやプレジャーボートのメンテナンス設備を備えた海洋関連施設です。