今日の朝は、道内の各地で今シーズン一番の厳しい冷え込みでした。当地でも朝の気温は-6℃。撮影
の時間帯になっても、外気温は-3℃と日中でも氷点下の真冬日。ようやく本格的な冬が訪れて来ました。
カメラアングルは、イタンキ浜の東端に位置するイタンキ漁港からの冬風景です。
イタンキ漁港の上空を 赤や緑色に縁取られた彩雲が、西風に運ばれ足早に東の洋上に向かって流れて
行きます。
漁港の一角では、この時季の風物詩 スケソウダラの寒干が行われています。冷たい寒風にさらし、凍結
と乾燥を繰り返すと旨みと風味が凝縮します。
完全に乾燥すると身が硬く棒状になる事から、棒鱈(ぼうだら)と呼ばれています。料理方法は数々ありま
すが、当地では軽く火で炙るだけ。身をほぐし、マヨネーズと一味唐辛子をまぶせば、酒の肴にピッタリの海
の幸です。