5月の爽やかな風が流れる地球岬からの眺望です。
展望台は、海面から高さは147mの断崖の上、海にせり出すように設置されています。眼下には白亜の
灯台と左には太平洋、右側に噴火湾の大パノラマが広がります。 地球岬は、「日本の灯台50選」や「北海道の自然100選」。さらに、「あなたが選ぶ北海道の景勝地」
などに選ばれている。道内は元より、全国的に名を馳せる景勝地です。
岬の直ぐ傍に、広大な緑地帯が広がる。自然林の中に「地球岬緑地散策路」が整備されています。
数々の山野草や多くの野鳥に出逢えるフィールドです。 散策路は、アップ・ダウンの道を行く。海風が吹き抜けるなどの自然環境が厳しい場所です。他では、
花の時季を過ぎたニリンソウ(二輪草)が、散策路の両側を縁取るように咲き競っています。
ミドリニリンソウです。純白な花を咲かせるニリンソウの群落の中で、株を見つけるのはとても困難で
す。花びらに見えるのはガク片、このように 花が変わっているものがミドリニリンソウと呼ばれています。
オオバキスミレ(大葉黄菫)が、鮮やかな黄色い花を咲かせています。地球岬はオオバキスミレの自生
地です。葉の大きさや花色は、身近に見るスミレとは大きく異なります。
スミレサイシン(菫細辛)は、 道内南西部~本州の日本海側に自生する。花も葉も大型なスミレです。
地球岬には、エゾタンポポかシコタンタンポポのどちらか判別できませんが、在来種が自生しています。
外来種のセイヨウタンポポは、花を支える苞片が反り変えります。一方、反り返らずに上向い張り付いてい
るのが、在来種のタンポポです。
フデリンドウ(筆竜胆)が、小さな花を咲かせています。草丈は極端に低く、葉も小さなリンドウ科リンド
ウ属の植物です。
一帯は野鳥の種類が多いい場所です。野鳥は人の気配に敏感に反応しますが、このキビタキは、僅
かに5メートルほど離れたヤマツツジの木に止まり、十分なくらい撮影させてくれました。
キビタキは、艶やかな黒い羽を基調に喉元の赤オレンジ色、腹部や眉斑の黄色のコントラストが鮮や
かな野鳥です。