朝から清々しい空が広がりました。ゆるやかに流れる潮風に運ばれ磯の香が漂う。秋を迎えた
イタンキ浜の東側の光景です。
撮影は干潮の時間帯。緩やかに打ち寄せる波の引き際、浜にうっすらと残る海水に空や周辺の
景色が映り込みます。イタンキ浜は、日本の渚100選にも認定されている風光明媚な砂浜海岸
です。
浜の沖合を磯船が船外機を全開に漁場に向かう。沿岸は岩礁地帯、ウニ・ナマコやワカメなど
が豊富な海域です。
イタンキ浜の西端まで足を運ぶと、東側の浜と異なる鋭角的な景観が迫ります。浜の後方に、
そそり立つ断崖の高さは130mほど。遠方、半島状に突き出る場所は 市内を代表する景勝地
の一つのトッカリショです。
浜の前面は太平洋の大海原。打ち寄せる波が、心地よい潮騒を響かせる。遥か彼方に目を向け
ると、水平線が限りなく 長く弧を描く。