近ごろ日中の気温も平年並みに戻り、陽気が春めいてきました。
家から至近距離、小高い丘の上に広がる牧草地からの眺望です。
先日まで、冬枯れ色をしていた牧草地にも、緑の世界が戻って
来ました。
キタコブシが花を咲かせ始める。青空を背景に咲く花姿は清々しさいっぱい、
北国に春が訪れたことを知らせてくれる花木です。
花びらの裏側にはアクセントの紅色の筋が入る。薄い花弁は、わずかな風にも
なびく。どこか白モクレンの花に似る、モクレン科モクレン属の落葉高木です。
春の山野草の定番、カタクリが ほのかな香りを漂わせ花を咲かせる。
キクザキイチゲ(菊咲一華)、道路わきを縁取るように群れ咲く。
家からわずかに離れた杉林の林床は、市内のどこよりも早く花を咲かせる
ニリンソウの自生地です。
沢沿いの湿地に自生する水芭蕉、群生地ではありませんが、身近に水芭蕉の
花を見れる貴重な場所です。
当地の野山に咲く桜はエゾヤマザクラが主役。明日には開花しそうに蕾を
膨らませる。この桜が開花すると季節は春本番です。