グリーンフォレスト (歳時日記)

春夏秋冬 近隣の自然が織りなす風景と
庭で育てる草花の今を発信しています。
 

外気温が一挙に下がり始めてきました。(ヒダカミセバヤの紅葉を追加しました)

2016年10月24日 | 庭植え(多年草&一年草&樹木)

 今年もベニシタン(紅紫檀)が、赤く艶やかな実を数えきれないほど付けています。樹形を整え
ずらい樹木です。育て始めてから30数年が経過、今では直径1.5mほどのドーム形の樹形に。
間もなくしますと、小さな葉をエンジ色に紅葉させます。さらに、季節が進み実が熟すと、ヒヨドリ
やキレンジャクなどの野鳥が庭に飛来して来ます。


当記事を作成中、例年に比べて8日ほど早い初雪がパラツク。日中の最高気温も一桁台、今年は季節の移り
変わりが急激です。






 今も、盛んに花を咲かせているサンビタリアです。夏から花を途絶えることなく咲かせ続けていま
す。草丈は15センチほど、茎は横に広がるように伸びます
。花は2センチ足らず、ヒマワリを極々小
さくしたような黄色い花を咲かせています。






 



 庭の片隅で葉を紅葉させているヒダカミセバヤです。
ヒダカミセバヤは、道内の日高地方が原産地のミセバヤの近縁種の植物です。やや多肉質のふく
よかな葉、本来は小さな内輪のような形をしていますが、今年は葉が好物の虫たちにかじられフレ
ークチップ状。初夏の頃の白緑の葉に始まり、夏に咲く花。さらに、今の時季は薄紅色に葉を染め
ます。ヒダカミセバヤは一年を通して目を楽しませてくれる宿根草です。










 オリヅルラン(折蔓蘭)はポピュラーな観葉植物。緑色の縁取りと中央の白い斑とのコントラストが
清々しい。また、長く伸ばしたライナーの先端に、白い小さな花を不定期に咲かせます。
ライナーに出来る子株を摘み取り、水に挿して置くだけで発根、株を増やすことが容易な多年草です。






 ムラサキオモト(紫万年青)。紅紫色の葉色がとても鮮やかな観葉植物です。原産地は中米など
の熱帯地方、
本来は寒い場所が苦手な植物です。
  ただ、当地の冬場は、暖房で室温が高いため育成に適しています。ムラサキオモトは、あまり見
かけない植物ですが、我が国への渡来は意外と古く江戸時代まで遡る多年草です。

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4 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
自然は正直 (屋根裏人のワイコマです)
2016-10-24 18:13:41
気温が下がったり、北風が強まりますと
植物は、衣装を色づけたり次の世代への
種を撒き散らしたり、風とともに飛ばしたり
実を際立たせて、鳥たちの目に止まる用に
すると人間界も・・その自然に合わせて
防御の準備をいていかねばなりません
ホント 自然の摂理は季節に従順で正直です
返信する
おはようございます、屋根裏人のワイコマさんへ (II.san)
2016-10-25 08:10:08
 当地では、10月も下旬になりますと寒暖を
繰り返しながら冬に向かってゆきます。
昨日は、荒天、例年よりも8日早い初雪でした。
初雪といいましても積もるほどではありません
でした。一方、今日は早朝から無風・快晴の秋
日和です。そうですね、一年を通して自然を見
つめていますと、毎年繰り返す自然のサイクル
に改めて関心させられます。
返信する
ヒダカミセバヤの紅葉 (越後美人)
2016-11-02 21:13:08
花かと見間違えるほどの紅葉ですね。
すっかりと赤くなってもきれいですが、まだ緑の残る頃もきれいなものですね。
花が少なくなったこの時期に、華やかな姿を見せてくれて有難いですね。

我が家のミセバヤはまだ青々としています。
縁が赤いのは、どうやら紅葉ではなく、元々赤い縁取りが入る種類のようです。
まだそれほどの冷え込みもありませんので、紅葉するのはもう少し先になりそうです。
返信する
おはようございます、越後美人さんへ (II.san)
2016-11-03 09:00:23
今の時季になりますと、庭で咲く花は僅かとなり
ます。その中でヒダカミセバヤの紅葉は、殺風景な
庭に彩を添えてくれます。このヒダカミセバヤは知り
合いの園芸家の方からの頂き物です。育てはじめて
から30数年が経ちます。
 春の芽生えから、初夏の頃の緑白色の葉、秋の
初めの花。さらに、この時期の紅葉と、一年を通し
て目を楽しませてくれます植物です。


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