ビートの収穫が最盛期です。和名では「てん菜」、さらに大根のように見える事から「サトウダイコン」
とも呼ばれています。国内で生産される砂糖原料の80%は「てん菜」。冷涼な気候を好む北海道特産
の農産物です。 収穫作業の初めは、「てん菜」の葉をビートタッパーという機械で刈り取ります。そのあと、大型収穫
機械ビートハーベスターが畑を縦横に走行し、「てん菜」を地中から掘り起こしながら収穫します。
大型収穫機械ビートハーベスターから降ろされる「てん菜」です。広い畑の中、一連の作業は、一人
の農業従事者だけで行われています。驚きです!。収穫された「てん菜」は、砂糖の原料として近郊の
製糖工場に出荷されます。
帰りの道すがら、道路わきで目に止まったカラマツ林の黄葉です。すでに、まわりの広葉樹は紅葉の
時期を終へ葉を散らしました。一方、カラマツは一足も二足も遅れて、今、葉を黄金色に染めています。
お砂糖の原料でしたか・・
てん菜糖なんとな覚えてましたが・
北の特産でしたね。
回し、立ち寄った場所です。
ビートの掘り上げ作業は天候に大きく左右されるた
め、なかなか収穫作業に出会うことができませんでし
た。この日は、まったくの偶然でした。
ビートは寒冷地作物と言われていますように、生育
時期の気候が冷涼な道内の風土に適しているそうで
す。
近郊のビート畑の規模は大きくありませんが、道東方
面には、大規模なビート畑が広がっています。
周辺には牧草地も広がり、農家の家が点在しています。
撮影日は、この時期にしましては気温が高く遠くの景色
が霞んでいます。大気が澄み渡る日には、隣町や遠方の
山々が望めます。変哲もない畑作地帯景ですが、なにか
、心安らぐ景色が広がっている場所です。