
朝から爽やかな冬の青空が広がる。近頃の天候は晴れていても、雪雲の塊が空
の大部分を占領していたが、今日は雪雲は見当たらない。対岸までの海上直線距離は
40kmほど。渡島半島に君臨する北海道駒ケ岳が、久し振りに雪を抱いた優美な山容
を現してくれました。室蘭市や近隣の街の水産物供給基地、追い直し漁港からの駒ケ岳の眺望です。
絵鞆半島の最先端、絵鞆岬展望台からの駒ケ岳の眺望です。
大沼国定公園の一角にそそり立つ渡島半島のランドマーク。標高は1131mの活火山。
大沼から眺める山容とは大きく異なるが、当地から見る山容は、高さこそ低いが富士山
に瓜二つの美しい山です。
まだ蕾もほころんでいない沈丁花でしたが
この寒さに、春の訪れもそう遠くないと知らせてくれる甘美な香りです
今日の写真も私には、その沈丁花の香りのような景色に見えます
富士山そっくりの駒ヶ岳にうっとりです
すね。花の香りが好きな樹木の一つです。
秋の金木犀の柑橘系の香りも好きですが、沈
丁花の香りは、何とも言えない柔らいだ雰囲気
を感じさせてくれますね。残念ながら、当地の
寒さでは庭で育てる事は出来ない樹木です。
十数年前に、鉢植えの沈丁花を本州から持ち
帰って来ましたが、その後、鉢植替えをして枯
らしてしまいました。細かな根が少なく移植の
難しい樹木のようですね。
駒ケ岳は、この時期、なかなか全貌を見せて
くれませんが、この日は珍しく朝から冬の陽射
しに雪を抱いた山容を見せてくれました。