隣街と接する市の郊外、室蘭岳の裾野一帯には 広大な牧草地が点在しています。
この一週間ほど夏日の好天に恵まれ、今年二回目の牧草の収穫作業が行われています。
牧草の収穫機 ロールベーラは、農作業の省力化の優れものです。昔なら 総出で牧草刈り。
今では1台、オペレータ1人で百人力。次から次へと牧草をロール状に成形しながら、
広大な牧草地内をエンジン音を響かせ走り回る。
モンスター‼ 天日干しされた牧草が大好物かのように・・・
天日干しされた牧草は、トラックターにけん引されたロールベーラで集められ、
ロール状に成形されます。
ロールベーラのハッチが開くと、ロール状に成形された牧草ロールが転がり出る。
ロール状に成形された牧草は、直径は約1.5m、重量は約150㎏~200㎏ほど。
人の手では全く動かすことは不可能、フォークリフトに取り付けたアームで吊り上げ
トラックの荷台に積載。
一昔前の牧場では、かならず タワーサイロが建っていました。一方、今ではロール状
に成形された牧草は「ラッピングマシン」によりビニールシートで密封され、農家の
敷地内に積み上げられ長期間 保存されます。
牧草の上を涼やかな風が ゆるやかに流れる。
後方に映り込む山塊は 標高911mの室蘭岳、周囲一帯の丘陵地帯には広大な牧草地が
広がっています。
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