緩やかに吹く南西の風に運ばれて、港内に海霧が流れ込んで来ました。海霧が、発生すると
何時も、数か所の撮影ポイントが頭を駆け巡ります。海霧は、時間の経過にっ伴って刻々と周り
の景色を変化させます。海霧の撮影時は、自分の分身が2~3人欲しいと何時も思うほどです。
室蘭港を抱きかかえるように噴火湾にせり出す絵鞆半島。半島の先端部は、港内に流れ込ん
でくる海霧の通り道です。
太陽が高度を増すにつれて気温が上昇すると、海霧は瞬く間に消滅し始めます。「エンルムマ
リーナ室蘭」の近傍から、薄っすらと海霧が残る室蘭港の光景です。
室蘭岳の山麓、標高350メートルほどの場所からの噴火湾の眺望です。湾全域を覆うように
海霧が発生しています。
川霧でも素晴らしい名・・・と見とれるほどですから、
広い海をこのように覆い隠す程の霧に遭遇したら・・・どのように感じるのでしょう。
>自分の分身が2~3人欲しい
想像に難い広さを思っています。
自然ってすばらしいですね。
ビュースポットにも感謝でしょうか。
被写体となる日は限定されます。昨日は前回(5/21)
投稿しました時の規模に匹敵する海霧でした。
南からの湿り気のある暖かい空気が、噴火湾に流れ
込みますと海霧が発生します。さらに、風向きなどの自
然条件が揃いますと、室蘭港にも流れ込んできます。
海霧は、様々に形状を変えながら流れます。刻々と
変わります周囲の景色を見ていますと時間が経つのを
忘れるほどです。