グリーンフォレスト (歳時日記)

春夏秋冬 近隣の自然が織りなす風景と
庭で育てる草花の今を発信しています。
 

季節は初秋へと・・・

2017年09月16日 | 室蘭の景色



今日は、高気圧に覆われ清々しい空が広がりました。近頃の陽気は、晩夏から初秋の天候が
スイチバックのように入れ替わっています。









野菊の季節です。ユウゼンギク(友禅菊)は、毎年秋の野を彩る代表的な野花です。優雅な草
名は友禅染めの美しさになぞらへて。元々は、北アメリカが原産地のキク科の植物。明治時代に
観賞用に導入され、今は野に咲く
帰化植物です。




エゾノコンギク(蝦夷野紺菊)は、先月の初旬頃から花を咲かせ始めましたが、場所によって
は今も素朴な
花を咲かせ続けています。
 花びらは15枚ほどと少なく、花名に紺菊と付きますが花色は淡い紫色です。エゾノコンギク
は本州方面に
自生する野紺菊の北方型、我国固有種のキク科の野花です。



 ネバリギクが秋の日射しを受け、花を咲かせています。当地では8月の初旬頃から蝦夷野紺菊
友禅菊・ネバリギクの順で野菊の三兄弟が花を咲かせます。




ネバリギクの花に止まり蜜を吸う、クジャクチョウ(孔雀蝶)です。





 ノバラ(野薔薇)の実が赤く色付き始める。ノバラの実と初秋の空との対比が、一際鮮やか
目に映り込んできます。


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