防災フロート、東北の被災地に向け室蘭港を出航

東北関東大震災で甚大な被害を受けた東北地方に向け、支援物資の日用品や灯油、
          軽油、Ａ重油などをドラム缶で８１０本を搭載した浮体式防災設備（防災フロート）。
                               室蘭港を今日の午後、被災地に向けて出航した。





 浮体式防災設備（防災フロート）は、平成１２年３月３１日に発生した有珠山の
噴火を契機に災害時の代替岸壁として物資の運搬や臨時ヘリポートなど、災害復旧
活動支援設備です。



 浮体式防災設備（防災フロート）は、長さ８０ｍ、幅２４ｍ自走機関は装備されてい
ない。 現地までの移動はタグボート３隻が曳航。２５日に被災地の福島県相馬港に到着
予定です。




室蘭港を後にする防災フロートの航海の安全と被災地での復興支援活動を祈る。
　　　　夕陽が遥か彼方、東北地方に続く西の空を和らいだ茜色に染めている。

早春の陽射しの中、福寿草の花

 福寿草は、当地では雪が解けた野山で一番初めに咲く花。今日は春分の日、早春の
陽射しが降り注いでいる。だが、３月にしては日中の気温は３℃、北西の風が冷たすぎる。
　震災地の東北地方の最高気温は、当地に比べて２～３℃高いが朝晩の冷え込みはほぼ
同じ。被災された皆さんの体調が気にかかる。
　この陽気の中で福寿草の花が、陽射しを跳ね返すように花を咲かせている。福寿草のＵＰ
は、今シーズンに入ってから２回目。今回は、野で力強く咲く福寿草の花です。





自生している場所は室蘭市石川町の神社の敷地内の群生地。今の時期は芽吹き
始めたばかりの株や２～３分咲きの株が殆どだが、今月の末には見頃を迎えます。

「ちきゅう」が、室蘭港に入港しています

地球深部探査船「ちきゅう」。室蘭港崎守埠頭に巨大な船体が接岸している。
津波の発生時には青森県八戸港で停泊、地元小学生４８名が船内見学中。直ちに津波を避
け、沖合いに避難したが、津波により船底の推進装置の一部が損傷を被った。船体の調査と
応急処置を行うための入港。
　※ご参考まで；皆さんもニュースでご存知のように小学生は自衛隊のヘリコプターで津波が
治まった時点で全員、無事、下船しています。


船底の推進装置の損傷だけでなく、津波が船首に漂流物をぶつけたのか爪痕が
生々しく刻み込まれている。 


 「ちきゅう」は総トン数５６，７５２Ｔｏｎ。この船の特徴は、海面からの高さ１２１ｍの
見上げるようなデリック（掘削やぐら）を装備している。
 海底下７，０００ｍのマントルの深さまで届く世界唯一の掘削性能を誇る。海底下に掘っ
た穴に,観測装置を設置、今回のような巨大地震や津波の発生のメカニズムの解明など
のミッションを担っている。


 道内の主要ＴＶ局ＵＨＢ(北海道文化放送)の取材カメラです。

室蘭港内の養殖ホタテ漁

 
連日放映されるＴＶから、日を追う事に被災地の被害の甚大さが改めて見えてくる。
被災者の方々の日々、積もり積もった疲労とやり場のない心境を思うと言葉が詰まる。

噴火湾でも津波の影響を受けた。噴火湾は全国的な養殖ホタテの一大生産地。 室蘭港
内にも、２箇所の養殖ホタテ施設がある。今日の北海道新聞の朝刊の記事では、ホタテ
養殖施設の約８割が東日本大震災で壊滅的な被害を受け被害額が４億数千万円に上る
と報じられた。さらに、噴火湾全域の養殖ホタテ漁の被害は百億円にも達するとの事。
  震災の被害を直接受けた被災地の報道の影で、全国津々浦々でも被災を被った方々の
実態が見え始めている。




幾つもの浮き玉が浮かぶ、その下にロープに括りつけた養殖カゴが海中に吊り下
げてある。震災の影響で養殖 カゴのロープが絡み合い、養殖中のホタテや漁具などが
大きな被害を受けた。
　室蘭港内のホタテ養殖施設のロープだけでも総延長は、５万３２５０ｍ。噴火湾全域で
は途轍もない数のホタテが養殖されています。

ゼラニウム アメリカーナ コーラルの花

 ゼラニウム アメリカーナは、四季咲きの栄養系ゼラニウム。花の色は、柔らかな色彩の
コーラル色。生育環境が整えば、季節に関わらずに２ヶ月に１度程の頻度で花を咲かせてくれ
る。前回のＵＰは１/7日、ゼラニウムの中でも極めて育て易い生育旺盛なゼラニウムです。

おなじ空の下で今日も・・・

東北関東大震災が発生してから６日目に思う。
被災された多くの方々は、今のところ先の見えない避難生活の日々を重ねられている。当然、
一人一人の健康状態や精神状況も、それぞれで異なるだろう。その上に、折り重なる災害の
心労に苛まられていると思うと言葉がつまる。
いくら頭の中で考えを巡らせても、被災された方々の心境には到底、届かないと分かっている
が。せめて、ささやかでも援助の手を差し伸べようと、多方面で窓口を開設している義援金に、
被災者の方々への思いを託す。

 
被災地の大部分は、誰もが知る風光明媚なリアス式海岸の景勝地。被災者の多くの
人達も周りの風景に春の足音をまじかに感じられていた事だろう。　
　当地は被災地よりさらに北に位置するが、今年も雪の消えた牧草地の土手にフキノトウが
早春の陽射しを受けて花を咲かせ始めました。
・

ゼラニュウムの花

  東北地方太平洋沖地震
　　 未曾有の震災。想像を絶する被害を受けられました被災地の皆様に心からお見舞い申し上げます。
　　 あわせまして、一日も早く平穏な生活を取り戻されますようにお祈り致します。


ゼラニュウムは四季咲き、開花のインターバルは４ヶ月に１回ほど。先日から淡いピンク色の花を
咲かせ始めています。数多いゼラニュウムの中で、ほのぼのとした明るい花色は心を和ましてくれます。
ゼラニュウムはポピュラーな植物ですが、全く同じ花色を見つけるの困難。この花色が好きで２～３年に
１度ほどの周期で挿し木を行い、株の更新を行っています。　


　

３月の夕空と海鳥

　 今日も西の空が見事に晴れ上がった。陽射しは強いが、冷たく吹き付ける西風に打ち
消されてか、３月の気温としてはやや低い。
先月末のポカポカ陽気も異常だったが、季節も年間の帳尻合わせの決算期なのだろうか、この
ところの寒さは近年あまり記憶がない。



　



コクガンやカモなどの海鳥。夕陽を浴びながら、ねぐらを目指して飛び立って行く。






今日の日の入り時間は１７：４５分、夕陽が西の空を淡く茜色に染め抜きました。
カメラアングルは、日没２０前 隣町伊達市北黄金町の噴火湾に面した波打ち際。暮れ
なむ空と海の光景です。　

一足早い春の香り、ラッパ水仙の花

　昨年の秋、冬に向けてチューリップやシラーの球根の植え替えを行った。その際、大型
の見慣れない２個の大きな球根、後で水仙と解るが、その時には何の球根かと素焼きの４号鉢
に植え込む。
風除室で育てる事４ヶ月半。２日前から蕾を開かせ始め今日、一輪だが鮮やかな黄色の花を咲
かせてくれた。
当地で水仙が開花するのは４月中旬以降。庭の水仙は元々、植えぱなしなので球根の形は覚
えていなかったことが幸い。今年は一ヶ月ほど早くスイセンの花を見る事が出来ました。




このスイセンは昨年の１１月から、玄関前の風除室で育てて来た。風除室はガラス
張りで一坪程、あくまで玄関の風避け室。当然、暖房は無いので夜間の気温は、屋外と
ほぼ同じ。厳寒期には－１０℃を越すこともある。一方、日中は陽が射すと２０℃を越す。
この時点での外気温は１℃、風除室内は２０℃です。
植物にとっては温度変化の激しい環境だが、耐寒性のある数種類の草花が毎年、風除
室で冬を越します。

ミヤマホタルカズラの花

　ミヤマホタルカズラは先日、園芸店で購入。花は小さいが鮮やか水色の花は一際、
目立つ。１０数年ほど前にも育てていたが、夏場の水遣りの失敗で株を枯らした事が有る。
意外と見た目よりデリケートな植物。耐寒性は有るが、夏場の高温と多湿に弱い耐寒性常
緑（匍匐性）低木です。



目を凝らして見ると、茎や葉に細かい毛が密生している。さらに、花びらをマクロ
で見ると、細かな毛の反射作用だろうかキラキラと輝いているように見えます。