静まり返る穏やかな冬の朝、朝日が空と海を金色に染める。
工場から放出された水蒸気も、ほぼ垂直に立ち昇る。撮影時の気温は今の季節
にしては0℃と緩やか。
今日、当地の日の出時間は7:00。夏の頃に比べると3時間ほども遅くなった。
カメラアングルは、当ブログに再々 登場している崎守埠頭から眺める室蘭港の朝
の光景です。 この時期の空は、視点を移すと様々な空模様を見せる。港の南西方向に
広がる空と海。
今日は、何時もの雪雲と異なり真綿を引き伸ばしたような薄い雲が、冬の澄み渡
る空にたなびく。
室内では、インドやスリランカが 原産地の熱帯性の花木。クロサンドラが、
窓から差し込む冬の陽を受けて、明るい オレンジ色の花を満開に咲かせてい
ます。
昨日降った雪が、薄っすらと庭の土を覆った。露地植えの多年草は半分ほど
雪に埋もれ越冬準備。これから本格的な冬が訪れると、雪の中にスッポリと埋も
れ、冷たい風を避け、春が訪れるまで暖かい雪の下で冬を越します。 ソレイロリア・ベビーティアーズ、葉の大きさは5ミリほど。花も、綿くずと
見間違うほど小さい。
ベビーティアーズのキャッチフレーズは、「世界一小さな花」。さらに、茎の太さ
も1ミリ程と、全てが小さな半耐寒性の常緑多年草です。今年、知人から頂いた植物、花名は不明。雪の積もった庭で雪中花のよう。
秋の終わりに、可愛い花を咲かせていたが、この時期になっても赤紫色の瑞々
しい花ガラと細い緑色の葉を付けたままです。雪の積もった庭で、 斑入りヤブランの葉色が際立つ。当地で、ヤブランは
栽培されているが、斑入りヤブランは、あまり見かけない。
6年前に広島の知人宅から我が家の庭に移住。株の広がりは遅いが、すっかり
当地の寒さにも慣れ、今では庭の草花のメンバーの一種類です。
雪雲が、強い西風に運ばれ東の洋上に向かい流れて行く。雪雲の塊は
青空に群がり、次から次へと太陽の光線を遮る。
流れる雪雲が、空模様を晴れ・曇り・雪と 短い時間に激しく豹変させる。カメラ
アングルは 室蘭市イタンキ浜から、冬の空と海の光景です。
今夜は皆既月食の天体ショー。月食の始まりは21:45。当地の天候は晴れ、
時折、雪雲が月を霞める。雲が流れ過ぎると群青色の夜空を満月が照らす。
月の高度は70°、三脚に据えたカメラは天を仰ぐ。
22:30分ごろより、予測はしていたが全天に雪雲が広がる。残念ながら、赤銅食色
の月をカメラに撮り込むのは、次回のお楽しみとなってしまいました。
朝から、穏やかな冬晴れ。久しぶりに対岸の渡島半島の名峰、蝦夷駒ヶ岳
が頂に雪を抱いた山容を現わした。渡島半島は、内浦湾を隔て海上直線距離で
40kmほど離れる。
本来、蝦夷駒ヶ岳は、大沼国定公園から眺める駒の背に似た山容が 有名だが、
当地から望む蝦夷駒ヶ岳は、富士山に似た稜線の美しい山です。
昨日降った雪が、薄っすらと庭に積もっている。この時期になると、室内で育て
ている草花のシーズン到来です。
ムラサキオモト(紫万年青)。和名の由来は、どこかオモトに似て葉裏が紅紫色の
事から。さらに、葉表に陽が当たると銀粉を散りばめたように見えることから紫錦蘭
と雅な別名を持つ。ムラサキオモトの原産地は中米や西インド諸島の熱帯地方。渡
来は以外と古く遠く江戸時代まで遡る、非耐寒性常緑多年草多です。
オリヅルラン。緑色の縁取りと中央の白い斑とのコントラストが爽やか。
花は主役から外れるが、長く伸ばしたライナーに6弁の白い小さな可愛い花を
咲かせている。
ライナーに出来る子株を摘み取り、水に差して置くだけで容易に発根するほど
生育旺盛な観葉植物です。
コリウス、オーロラブラックチエリーは、葉が小型のプチtyp。夏場は葉の
色に精彩を欠いていたが、ここにきて鮮やかさを取り戻し小さな葉をぎっしりと
茂らしています。
ペペロミア・グラベラの原産地は、熱帯アメリカ。多肉質の葉が冬の日射し
を受けて光沢を放す。
葉色は濃緑、薄黄緑色。 やや蔓性の赤褐色の茎がトロピカルな葉色を引き
締めています。フイリサクラランの英名はWax.plant。葉の表面に蝋をコーティングした
ように、滑らか。多肉質の葉の形は楕円で、葉色は縁に白黄色の斑が入るも
のやベージュ色、赤茶色とさまざま。 我が家での栽培歴は4年目。
淡い白ピンク色の蝋細工のような花を半球形状に咲かせると言うが、まだ花を
見た事はない。是非、来年は花を咲かせる事に挑戦です。
室蘭岳の標高は 911メートル。市街地から僅かに離れた位置に、そそり立つ。
中腹から上は、一足早く銀世界。室蘭岳と近傍の山々が、冬の日射しを浴びて頂を
輝かせています。強い西風に運ばれて来る雪を道路と遮断するダンパー。雪が降る頃を見
計らいダンパーは閉じられる。道路の右端に立つポールは積雪時の路肩表示
です。 ロッジの傍の雑木林。積もった雪・白樺の木々と青空のコントラストが、
清々しく 目に飛び込んできます。 室蘭岳の中腹 標高400メートル。前面に雪をかぶった牧草地が広がる。
遠く、眼下に市街地がシルエットで佇む。さらに、遥か彼方に太平洋の水平線が
弧を描く。雪雲が、低く長く尾を引きながら東の洋上に流れて行きます。
北西からの風に運ばれ、雪雲が東の空に向かって流れる。
冬の夕日が放す柔らかな光が、雪雲を茜色に浮かび上がらせた。今日、当地の日の入り時間は、16:04分。
カメラアングルは、室蘭港 外防波堤の近傍から西空の光景です。
ベニシタン(紅紫檀)が、今年も赤い小さなな実をたわわに実らせた。冬枯れ
の庭の中で一際、精彩を放す。ベニシタンは昭和初期に渡来、我が国では 植栽歴
の浅い半常緑低木です。 葉も実に競い、小さな葉を暗紅色に色づかせている。実の鮮やかさに比
べると、やや劣るが 光沢のある艶やかな葉の紅葉も捨てがたい。
間もなくすると山野には、雪が積もり、野鳥の餌が乏しくなる。その頃になると、
ベニシタンの実が好物の野鳥達が庭に飛来、 実を一つ残らず食べ尽くす。毎
年、繰り返される我が家の庭の歳時です。
近ごろ、投稿する題材がローカル天気概況の様相。
何しろ、天候が日替わりメニューのように豹変する。風は少々吹いているが、昨日
空を覆っていた雪雲と強く吹き付けていた西風は、どこかに姿を消す。そよぐ風が
心地よい’道の駅みたら’に隣接する絵鞆臨海公園から、雲一つない西の空の眺
望です。今日は、朝から再び荒天、記事は12月2日の撮り置き分の投稿です。 絵鞆臨海公園の一角、遊歩道からの室蘭港の眺望。左の方向は、港の
入り口。ヨットや大型クルーズの船溜まり。さらに、右の方向には港内を跨ぐよ
うに架かる白鳥大橋を望む。対岸の景観を含め180°の展望が広がります。 絵鞆漁港は、絵鞆半島の先端に位置する。毛ガニ・ツブ貝・タコなどの
漁獲を誇る市内で2番目に大きな風光明媚な漁港。上空には、澄み渡る空に
染み入るように 千切れ雲が浮かぶ。穏やかな冬日和です。