グリーンフォレスト (歳時日記)

春夏秋冬 近隣の自然が織りなす風景と
庭で育てる草花の今を発信しています。
 

冬晴れの朝の空

2015年12月09日 | 室蘭の景色



 久し振りに空が晴れ渡りました。当地では、毎年この時期になると、三寒四温に似た天候の日
が出現します。今日の朝は 先日来の季節風も吹き止まり、三日振りに心地よい冬の陽射が戻って
きました。
 カメラの立ち位置は、度々、投稿しています家から車で5分ほどの小高い丘の上。広大な牧草地
からの眺望です。










 ツルウメモドキの実が熟し、赤オレンジ色の実が一層鮮やかさを増しています。遠くから眺めて
いますと、蔓を絡ませている灌木が花を咲かせたかのように見えます。「♪この木なんの木・・・」
の状態です。










 近郊の3活火山の揃い踏みです。
今朝は、空気が澄み渡りました。左角には、標高737mの有珠山。2000年に大噴火を起こし、
噴煙を上空3500mまで吹き上げる。さらに、中央に見える三角錐の小さな岩山は昭和新山です。
 山のすぐ裏側には、満々と水を湛える洞爺湖の青い湖面が広がっています。一方、右の後方には
雪をまとう 標高1898mの羊蹄山が冬の空に浮かび上がりました。

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季節風が吹きよせる季節の到来です

2015年12月06日 | 室蘭の景色

  絵鞆岬は、室蘭港を抱きかかえるように噴火湾に突き出る絵鞆半島の最西端。周辺は室蘭八景の
 一つ、市内を代表する景勝地です。岬の突端、
海に迫り出す展望台に立つと噴火湾を前面に雄大な
 景観が目の前に広がります。



 絵鞆岬は、今の時期から来春頃まで、季節風が強く吹く日が頻発します。風を受け成長し続けた
樹木が、幹枝を風下の方向に樹形を傾ける。
 ※撮影時の気温は2℃、風速は推定15メートル越えの猛烈な風が吹き付けていました。防寒服
 で身を固めていますが、体感温度は相当なもの。さらに、カメラを構える体が強い風に揺らされ
 ながらの撮影でした。
 


 

  絵鞆岬は一見閑散とした場所に見えるかと思います。意外でしょうが、岬の駐車場のすぐわきを
走る観光道路の港側には、家々が軒を重ねるように建ち並んでいます。
  

 絵鞆岬を後に、港側にわずかに坂道を下った高台からの眺望です。
眼下には絵鞆漁港、対岸の室蘭岳や港内を跨ぐ白鳥大橋の
風景が目の前に広がります。なんの変哲も
ない風景ですが、岬を訪れた時には必ず立ち寄りレンズを向ける場所です。


 

 


  

 絵鞆漁港に隣接するエンルムマリーナ近傍から港内の光景です。普段は波静かな海面も、今日は
強く吹き付ける西風で海面が様相を変えました。
     ※「エンルムマリーナ室蘭」は、市の海洋レジャー基地構想の中心的役割として港湾交流
         研修施設やヨットやプレジャーボートのメンテナンス設備を備えた海洋
関連施設です。

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発達した低気圧が雪を降らせました

2015年12月04日 | 庭植え(多年草&一年草&樹木)



 今の季節になると、道内の上空は低気圧のメインストリートその低気圧の影響で早朝から湿り
気を含む雪が降る。
  庭のベニシタンの小枝の上にも雪が積もりました。
小さく艶やかな赤い実と雪とのコントラスト
が目に鮮やかに映ります。

 ※ベニシタンの実は野鳥たちの大好物。これから、季節が進み野山の木の実を食べ尽くす頃にな
 ると、
ヒヨドリを始めツグミやキレンジャクなどが庭に飛来してきます。
 






 フェンスに這わせているツルウメモドキ(蔓梅擬)の実です。降った雪は湿り気が多く、すぐ解
けてしまいました。本来、小枝に雪が積もるとベニシタンと同様に、あざやかさを際立たせます。






 ヤブコウジの葉の上や、時季外れに花を咲かせていたアジュガも雪をまとう。









 当地では、例年11月中旬頃になると鉢植えの植物を屋内に取り込みます。毎年、鉢数を少なく
と思っていますが屋内には40鉢ほど。これから、来春まで暖房で温められた屋内で育て続けます。
 



 ストレプトカーパス。細いえんじ色の茎の先に、淡い青紫色を咲かせています。この植物も一定
の生育条件を保てれば、一年を通して花を咲かせます。
 有茎種ですので茎を長く伸ばします。伸びた茎を切り取り水に挿しでおけば発根します。容易に、
株を増やすことができる植物です。



 シャコサボテンが、薄い花びらを後方にそらした独創的な花を咲かせています。育て始めてから
10数年が経過。すっかり木質化した茎の根元からは想像できない、可憐な花を咲かせています。




 



 ペペロミアは、やや多肉質の光沢のある葉と、赤褐色の茎が特徴的。種類が豊富で、このペペロ
ミアの品種は不明です。少々雑な育て方でも、枯れることもない生育旺盛な観葉植物です。

 

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光芒の季節です

2015年12月01日 | 室蘭の夕日&夜景



 12月に入ると連日のように、噴火湾の上空を東の洋上に向かって雪雲が流れていきます。雲間
をすり抜ける太陽の光線が
放射状に光芒を放す。
 光芒は、流れる雲の形状に連れて様々・
刻々と変化します。神秘的な光景をカメラのフェンダー
から覗いていると、ついつい時間が経つのを忘れるほどです。

 





 今日、当地の日の入り時間は16:05分。今年の冬至は22日ですが、一年で一番早い日の入
の時期は今頃から中旬頃にかけて。もう暫くのあいだ
・・・、日没が早まり続けていきます。






 光芒の撮影を終え、帰路立ち寄った崎守埠頭の東端から眺める室蘭港内の夜景です。

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