グリーンフォレスト (歳時日記)

近隣の自然が織りなす、春夏秋冬の風景
と庭で育てる草花の今を発信しています。
 

牧草地の中に咲く西洋タンポポ

2017年05月12日 | 室蘭・四季の野花&花木



 二日間ほど天候がパットしませんでた。午後から一変、五月の爽やかな空が広がりました。この時期
になると、
牧草地は西洋タンポポの黄色の花で埋め尽くされます。五月晴れの陽射しの中、牧草の緑色
と 西洋タンポポとの コントラストが際立ちます。


             

 


 



 タチツボスミ。極ありふれたスミレですが、花の色や形から和らいだ雰囲気を受ける。






 牧草地の中でスイセンが花を咲かせています。
何故この場所で・・・、牧草と一緒に刈り取るのでしょうか?・・・。毎年のことですが気になる珍光景です。
  

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室蘭港に豪華客船が入港しました

2017年05月11日 | 室蘭港寄港・クルーズ客船&練習船・船舶など



 今朝7時に、豪華客船「セレブリティ・ミレニアム」が室蘭港に入港。91,100トン、全長294mの船体
が崎守埠頭に接岸しました。乗員乗客、合わせて2000人を乗船させて横浜港を出港。函館、室蘭・・・
バンクーバーへのクルーズの途中での寄港です。
  今年は、春から秋にかけて室蘭港への豪華客船は6隻。「セレブリティ・ミレニアム」は、今シーズンに
入り2隻目の豪華客船です。









 
出港時間の18:00直前。市内の高校吹奏楽部によるビートを効かせた演奏に、乗船客の喝さいの声
が埠頭に響く。






 
豪華客船「セレブリティ・ミレニアム」が室蘭港崎守埠頭を離岸。カナダ(バンクーバー)に向けて港内
滑るように外洋に向かう。



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地球岬の散策路に咲く山野草

2017年05月09日 | 室蘭・四季の野花&花木



 5月の爽やかな風が流れる地球岬からの眺望です。
展望台は、海面から高さは147mの断崖の上、
海にせり出すように設置されています。眼下には白亜の
灯台と左には太平洋、右側に
噴火湾の大パノラマが広がります。 






 地球岬は、「日本の灯台50選」や「北海道の自然100選」。さらに、「あなたが選ぶ北海道の景勝地」
などに選ばれている。道内は元より、全国的に名を馳せる景勝地です。






 岬の直ぐ傍に、広大な緑地帯が広がる。自然林の中に「地球岬緑地散策路」が整備されています。
数々の山野草や多くの野鳥に出逢えるフィールドです。




 散策路は、アップ・ダウンの道を行く。海風が吹き抜けるなどの自然環境が厳しい場所です。他では、
花の時季を過ぎたニリンソウ(二輪草)が、散策路の両側を縁取るように咲き競っています。 


 







 ミドリニリンソウです。純白な花を咲かせるニリンソウの群落の中で、株を見つけるのはとても困難で
す。花びらに見えるのはガク片、このように 花が変わっているものがミドリニリンソウと呼ばれています。




 オオバキスミレ(大葉黄菫)が、鮮やかな黄色い花を咲かせています。地球岬はオオバキスミレの自生
地です。葉の大きさや花色は、身近に見るスミレとは大きく異なります。










 スミレサイシン(菫細辛)は、 道内南西部~本州の日本海側に自生する。花も葉も大型なスミレです。  


 



 地球岬には、エゾタンポポかシコタンタンポポのどちらか判別できませんが、在来種が自生しています。
外来種のセイヨウタンポポは、花を支える苞片が反り変えります。一方、反り返らずに上向い張り付いてい
るのが、
在来種のタンポポです。




 フデリンドウ(筆竜胆)が、小さな花を咲かせています。草丈は極端に低く、葉も小さなリンドウ科リンド
ウ属の
植物です。  






 一帯は野鳥の種類が多いい場所です。野鳥は人の気配に敏感に反応しますが、このキビタキは、

かに5メートルほど離れたヤマツツジの木に止まり、十分なくらい撮影させてくれました。
  キビタキは、艶やかな
黒い羽を基調に喉元の赤オレンジ色、腹部や眉斑の黄色のコントラストが鮮や
かな野鳥です。



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南部陣屋に咲く 枝垂れ桜

2017年05月08日 | 室蘭・四季の野花&花木

 室蘭市の郊外、陣屋新橋からの眺望です。遠方には噴火湾。眼下には、谷川に沿うように陣屋町の
家並みが見え隠れする。陣屋町は、南部藩の陣屋跡が存在する人口800人弱の小さな町です。






 陣屋新橋の下の谷間では、エゾコブシやエゾヤマザクラと木々の新緑が春紅葉を織りなす。



 「陣屋跡」は国指定の史跡です。幕末期に南部藩士が常駐、噴火湾の東側の沿岸防備のために築か
れた陣屋です。現在は、小さな堀と土塁や礎石が残る。一方、屋敷跡などの関連建造物などは復元され
ていませんが、平面復元が施されています。




 史跡の裏手、土塁に沿うように当時植えられた杉の古木が鬱蒼と生い茂る。






 敷地内に植栽されている「枝垂桜」が、花を満開に咲かせています。樹齢は定かではありませんが、
株の回りの太さや枝振りから、相当の樹齢と推測されます。











 史跡に隣接する雑木林の中では、シロバナエンレイソウが花の見ごろを迎えています。決して大規模
な群落ではありませんが、市内屈指の自生地です。


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牧草地の中の一本桜

2017年05月07日 | 室蘭・四季の野花&花木



 広大な牧草地に佇む、一本のエゾヤマザクラ(蝦夷山桜)。朝日に照らされ長い影を落としながら花を
咲かせています。数々の雑誌やCMに、さらに 映画のロケ地
と市内は元より、全国的に名を馳せている
桜の銘木です。
この場に立つと、桜の花色と牧草の若草色と
のコントラストが、爽やかに目に映り込んで
きま
す。                                                                                  (撮影日時:5月7日AM5:48分です)                                            












 推定樹齢は100年ほど。樹高は10m、数本の太い幹を束ねた根回りは5m弱。幹枝を眺めていると
長い歳月、厳しい風雪に耐えてきた風格が伝わって来ます。 






 エゾヤマザクラの花は薄紅色。そのことから、ベニヤマザクラ(紅山桜)とも呼ばる北海道を代表する
桜です。

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朝の散歩がてら、出合った野鳥たち

2017年05月06日 | 室蘭・野鳥&水鳥

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 朝の散歩を兼ねて、野鳥のさえずりが響く公園の森の中を散策。住宅地の中には10か所ほどの公園
があります。一方、この公園内には住宅地が造成された当時の雑木林が残る。さらに、水量は多くないが
地下水が流れ込む池もあります。この場所は住宅地の中にある野鳥のサンクチュアリです。






 季節が進むに連れて、多くのカモ類は北の方角に向かって飛び立ちました。このカルガモのつがいは、
池が気に入りなのでしょうか
、何時行っても目にします。






 森の中を野鳥が囀りながら活発に飛び交う。鳥の名は分かりませんが 初めて見た野鳥です。







 この野鳥の名前も分かりません。池の周りの疑似木に止まっている姿は、バードカービングと見間違
えそう
です。
       ※ 上記の2羽の鳥の名をWebで調べましたが分かりませんでした。お分かりの方がいましたら
     教えて頂けたらと思います。 宜しくお願いします。







 アカゲラです。止まっている古木の傍に、咲き始めた花を付けたエゾヤマザクラの枝が伸びる。珍しい、
アカゲラとエゾヤマザクラのツーショットです。
 

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風薫る季節が到来しました

2017年05月02日 | 室蘭・四季の野花&花木



 今日は朝から5月の爽やかな空が広がる。本州方面に比べ約一ヶ月ほど遅れて、当地にもようやく
本格的な春が訪れて来ました。海岸線
から僅かに離れた、内陸部に広がる牧草地帯からの光景です。
牧草の緑色の葉
に鮮やかに映り込みます。 






 キタコブシ(北辛夷)が 花を咲かせ始めています。樹高が高く、青空を背景に咲く純白な花は、遠くか
らでもよく目立ちます。









 列島を約1ヶ月ほどかけて北上して来た桜前線が北海度に上陸。今日、室蘭地方気象台は桜の開花
を発表しました。室蘭市の桜の標準木は、
室蘭八幡宮の境内に植栽されています ソメイヨシノです。
  画像は、エゾヤマザク(蝦夷山桜)です。標準木のソメイヨシノより2~3日前から花を咲かせ始めてい
ます。




 エゾヤマザクラは、道内の山野に自生する代表的な桜です。大きな特徴は、葉の芽吹きと同時に花を
咲かせます。さらに、花は淡い薄紅色。そのことから、別名ではベニヤマザクラ(紅山桜)とも呼ばれてい
ます。



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絵鞆半島に咲く山野草

2017年05月01日 | 室蘭・四季の野花&花木



 絵鞆半島を代表する景勝地の「銀屛風」からの眺望です。測量山観光道路沿い、車が3台ほどが駐車
できる小さな展望所に立つ。 海面までの高さは約100m。目の前に
V字型に切り立つ、銀白色の断崖が
海面からそそり立つ。スリリングな景観が目の前に広がります。






 コジマエンレイソウ(小島延齢草)が花の見ごろを迎えてました。この群生地は、半島の最先端にほど
近い落葉樹林の中。鮮やか紅赤紫色は一つとして同じ形はありません。さらに、花に不釣り合いな大き
な葉は若草色。すべてが独創的な山野草です。 
                             (環境庁:絶滅
危惧II類の希少植物に指定されています)












 道路わきの草むらで、花を咲かせる青花のキクザキイチゲです。






 ニリンソウ(二輪草)も、条件の良い場所では花を満開に咲かせています。絵鞆半島は陸部に比べて、
自然環境が厳しい場所ですが、ようやく春の季節が巡って来ました。


 

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