グリーンフォレスト (歳時日記)

春夏秋冬 近隣の自然が織りなす風景と
庭で育てる草花の今を発信しています。
 

畑作地帯の朝景色

2017年07月12日 | 室蘭の景色



 室蘭市の隣町、伊達市の郊外の丘の上に広がる畑作地帯からの眺望です。遠方には活火山の有珠
山を始め噴火湾を取り囲む山々を望む。
前景の農作物は、
ビート(甜菜)です。
  ビートは砂糖の原料、別名ではサトウダイコン。秋の収穫時期になると、根は丸々と太り砂糖の成分が
ぎっしりと詰まります。ビートは、北海道の畑作農業の基幹作物の一つです。








 農道沿いの草むらで花を咲かせる、マツヨイセンノウ(待宵仙爺)です。
花が開くのは、ほぼ午前中。日中、日差しが強くなると花を閉じる。その事が花名の「待宵・・・」の由来の
ようです。





 キャベツ畑です。伊達市は、噴火湾に面した温暖な気候から農業が盛んです。数多くの農産物を生産
していますが、その中でも キャベツは北海道有数の生産地。間もなくしますと 収穫・出荷の時期を迎えま
す。


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近くの公園で・・・

2017年07月11日 | 室蘭・四季の野花&花木



 住宅地内の公園の一角に、湧水が注ぎ込む小さな池があります。池には、スイレンが自生しています。
市内の他の自生地では、すでに花を咲かせていますがこの池のスイレンは遅咲き。ようやく蕾を膨らませ
始めています。この分ですと開花は、今月の下旬頃かと思います。










 キツリフネソウ(黄釣船)が公園の散策路沿いの土手で花を咲かせています。やや湿り気のある場所
を好む植物です。本来のツリフネソウの花色は赤紫色。キツリフネソウの花名の由来は、黄色い花を咲
かせる事からです。

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夏日、更新中です・・・

2017年07月09日 | 室蘭の景色



 当地では、この一週間ほど日中の最高気温が28前後の日が続いています。さらに、今日の午後から
は、風がピタッと吹き止まり暑さもMax。近頃経験した事がないほどの 夏日でした。一方、朝晩の外気温
は17℃前後の涼しさ。最低・最高気温の差が激しい日々の連続です。




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牧草の一番刈りの季節です

2017年07月08日 | 室蘭の景色



 室蘭岳のすそのに広がる牧草地の上を爽やかな風が流れる。
周辺の牧草地では、今年1番目の牧草の収穫
作業が行われています。広大な牧草地の中を牧草刈り用
の大型車両が動き回る。今日は 牧草の収穫作業のメインイベント。乾燥した
牧草をロール状に成型する
光景が、一日いっぱい
繰り広げられました。    

  
 

 2日前に刈り取られた牧草。トラックターに牽引されたテッターで、 刈り取った牧草をかき混ぜて乾草
させます。







 
牧草刈作業の主役 「牧草ロール」の製造機 ロールベーラーです。
乾燥した牧草の畝を跨ぎながら走行。乾燥した牧草は、ロールベーラの中に採り込まれ、ロール状に成
型されます。完成すると、後部のハッチが開き牧草ロールが転がり出てきます。



 


  



 牧草の刈り取り作業が、ほぼ完了した牧草地です。
牧草ロールが、牧草地の中にランダムに並ぶ
光景は壮観、この時期の風物詩です。 
 



 牧草ロールは、トラックに積み込まれ別の場所で、「ラップマシーン」にかけられ特殊なビニールで梱包。
その後、それぞれの農家の敷地内に積み上げられ長期間保管されます。
※ビニールで梱包された 牧草ロールの最終の正式名は、ロールベールサイレージ。大きさは直径1.5m、
重量は250~300kg程もあります。昔はサイロ、今は、この方法で牧草は、貯蔵されて
います。

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朝撮りの風景

2017年07月07日 | 室蘭の景色



 朝6時台の朝景色です。この丘の上の牧草地は、再々ブログに記事を投稿しています。我が家から、
直線距離で2kmほどの至近距離。一帯は、春夏秋冬の季節の移ろいを身近に見せてくれる場所です。




 牧草地の周辺は、雑木林に取り囲まれています。朝の涼やかな空気の中、雑木林の中を行く農道を
歩いていると、
野鳥の囀ずりが耳に心地よく響く。





 ツルアジサイ(蔓紫陽花)の花の季節です。ガクアジサイに似た清々しい花を咲かせ始めています。



 ツルアジサイは、傍に生える樹木の梢高く 蔓を巻き付けよじ登る。葉を茂らし花を咲かせますと、この
木なんの木の状態です。










 山桜の実です。小さなサクランボのように見えますが、渋さが強く食することは出来ません。下の画像
は「夏グミ」。真赤に熟し始めています、間もなくしますと摘み採り頃です。










 クサフジの花です。農道沿いの草むらで、赤紫や青紫の色とりどり花を咲かせ始めました。

コメント (4)
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朝霧に煙る・・・

2017年07月03日 | 室蘭の景色



 早朝から、街や港の全域が霧に包み込まれました。当地では、これから真夏にかけて  霧の日が頻繁
に出現します。
霧がつくりだす風景は、興味を惹くカメラの被写体の一つ。薄っすらと朝霧が立ちこめるの
港の周辺を
散策してみました。







 フェリー埠頭を 右から左側に向かって霧が流れる。一見、「けあらし」と見間違えるような、初めて目に
する光景でした。




 室蘭港中央埠頭の一角の緑地に植栽されているベニウツギ(紅空木)です。霧が漂う無彩色な風景
の中で咲くベニウツギ。一際あざやかな、紅色の花が目に映り込んできます。

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7月の庭に咲く

2017年07月02日 | 庭植え(多年草&一年草&樹木)



 ギプソフィラ・レベンスの流通名は、「ピレネー宿根カスミソウ」。花径は1cmほどと小ぶり、草丈も低く
地を
這うように株は広がります。先日から、株全体を覆うようにビンク色の小さな花を咲かせています。
    育て始め
 てから十数年が経ちますが、植えっぱなしのままです。全く手のかからない耐寒性の常緑多
年草です。





ミニバラ「八女津姫」。別名は、レンゲノ花に似ていることから レンゲローズとも呼ばれています。花の
径は約3cm、小さな株にたくさんの花を咲かせています。花色は、淡いピンク・白・赤色の3種類。元々、
鉢植えで室内で栽培していましたが、数年前に思い切って庭植えに変更。当地の冬の寒さにも負けずに、
毎年可憐な花を咲かせています。





 アルメリア・マリチマの返り咲きです。茎先にボンボリ状に小花を集めて花を咲かせます。和名はハマ
カンザシと可憐な名を持つ植物です。




 ヒューケラの和名は
ツボサンゴ(壺珊瑚)。花は小さく地味ですが葉の色が多彩。我が家では葉色の異
なる2種類のツボサンゴを育てています。寒さにも強く、手のかからない多年草です。





 ユキノシタが涼し気な花を咲かせ始めました。本来の生育適地は本州以南の地域。数年前に新潟県
柏崎市から持ち帰り育て続けています。おそらく、近隣の家の庭でユキノシタを育てている方は稀かと思
います。花も葉も独創的ですが、どこか和の雰囲気を感じさせてくれる植物です。


コメント (2)
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暖かな大気が流れ込んできました

2017年07月01日 | 室蘭の景色



 南風に運ばれ、湿り気のある空気が流れ込んできました。その影響で、昨日は一挙に気温が上昇。
室蘭港の海面の上で、暖かな空気が海水で冷やされ靄が発生、周辺の景色が薄っすらとかすみまし
た。





 一方、陸地に近いプレジャーボートの船溜まりの周辺の海水は、このところの 気温の上昇ですっかり
温まる。モヤの発生はなく、空気が清々しく透き通る。本州方面では疾うに過ぎましたが、当地の昨日は、
薫風の候 そのままの陽気
の一日でした。

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