ザ・クアトロ

クアトロの父のたわごと

視線を操るクアトロの父

2012年08月25日 | 雑学の話

Photo クアトロの今日のおすすめは、スルメイカだ。
スルメイカの鮮度は色で解るが、釣りたては透き通るように白い。
そして、光るような黒になる。
やがて濁った白になり、また汚れた黒になっていく。
刺身で食べるのには、光るような黒が良い。
クアトロで今日はその光るような黒いスルメイカを食べよう。

と、いったクアトロの父の誘いに乗り、家族には内緒でひとりで美味しいものをクアトロで食べたとする。

翌日、家族に尋ねられる。

「夏休みの最後にみんなでクアトロへ行きたいわ、あなたは昨日どこで何を食べたの」
「え、クアトロって何だっけ」
こういうとっさの嘘をつくと、右上に視線が動く。

「夏休みの最後にクアトロへ行きたいわ、あなたは昨日どこで何を食べたの」
「えーと、普通の居酒屋で普通のイカなどを食べたような記憶が・・・」
こういう準備をした嘘をつくと、左上に視線が動く。

やはり右に視線が動くのは経験していないことだからであり、左に視線が動くのは準備したことだからだ。
どちらにしても、上に視線が動いたり視線がさまよったりするのは怪しまれる。
家族を出し抜いてひとりでクアトロで美食をするときは、目の動きに注意しよう。

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クアトロ知恵袋/ヒラスズキのカルパッチョ

2012年01月27日 | 雑学の話

Photo_2 今日のクアトロのおすすめは、ヒラスズキのカルパッチョだ。
まず、ヒラスズキとはスズキを平べったくした姿なのでヒラスズキと呼ぶが、スズキではない。
ヒラだからと云ってスズキの中の平社員的なものではなく、スズキよりも魚市場では高級魚の扱いだ。
スズキは夏が旬だが、このヒラスズキは冬が旬である。
そして、旬のヒラスズキの刺身はとても上品な味わいだ。
イタリア料理では刺身をカルパッチョと呼ぶ。
カルパッチョは本来イタリアの有名な画家の名前だ。
その名前をつけた生の牛肉料理が有名になり、さらに転じて日本では魚の刺身もカルパッチョと呼ぶ。
ヒラスズキだのカルパッチョだの、日本人は呼び名に無頓着と云うか融通性があると云うか、実に自由だ。
正確には“スズキに似ているがスズキではないヒラスズキの画家の名前だが刺身料理であるカルパツチョ”が今日のクアトロのおすすめだ。

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人間万事クアトロ翁の牡蠣

2011年11月24日 | 雑学の話

Photo “人間万事塞翁が馬”、クアトロの父の好きな格言である。
サイじいさんの馬が蜂に刺されてどっかへ行ってしまい悲しむが、やがてその馬は素晴らしい白馬を連れて帰ってくる。
その白馬に息子が乗っていると落馬して足を悪くしてしまう。
無為湖の怪我を悲しんでいると、戦争が起きて村の青年はみんな戦死してしまうが、サイじいさんの息子は足の怪我で戦争に行かずに助かる。
良いこともあれば、悪い事もある。
なにが良いことで、なにが悪いことかは解らないという言葉である。

“人間万事クアトロ翁の牡蠣”
クアトロじいさんの店では、東北の牡蠣が入荷しなくなり、悲しんでいたが、色々な産地の牡蠣を使っていると、やがてサロマ湖の牡蠣にめぐり逢い、その端麗な美味しさにお客様も喜ぶのだった。
また、カキの味噌クリームと云うパスタも、広島産のむき牡蠣に出会い、濃厚な旨味と牡蠣の甘みがパスタに良く合うことを知って喜ぶのだった。
しかし、その牡蠣の人気が高くなると、売り切れることが多いのだった。
すると、牡蠣の代わりに注文したオーロラサーモンやポルチーニのリゾットなどクアトロの新たな美味しさに出会うのだった。
めでだし、めでたし。

※サロマ湖のカキはオホーツク海に面した日本最北端のカキの産地だ。
サロマ湖はオホーツク海の冷たい海水とサロマ別川が混じる汽水域で、カキの養殖には最適の環境である。

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布施弁天

2011年09月14日 | 雑学の話

Photo 柏市には関東三大弁天のひとつ布施弁天がある。
江ノ島と浅草の弁天様とこの柏の布施弁天が関東三大弁天様だ。
今日は孫娘と布施弁天にお参り。
孫娘が美人になりますようにお祈りをしてきた。
この弁天様の起源は1200年前にこの土地に紅い竜が舞い降り、その中から小さな神様が見つかりその神様を祀ったことに由来するとある。
どうやら、1200年前に異星人が宇宙船で遭難したのかもしれない。
そんなことに思いを巡らす。
この布施弁天の周辺は利根川の二重堤防に守られた農業が盛んだ。
いくつもの大きなハウスが並ぶ。
そのひとつがクアトロに届けられるイタリアントマト・サンマルツァーノのハウス。
そろそろ、今年のサンマルツァーノも終わりになる。
宇宙人襲来の地に実を結んだサンマルツァーノを使ったパスタ“ポモドーロ・プレミアム”をクアトロで食べよう。
きっと美人になれるパスタだ。

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ホップの効能だわ

2010年08月17日 | 雑学の話

Photo 今朝、クアトロのシェフ夫婦たちと親戚のお墓参りのはしごをした。
クアトロ家は、親戚が柏周辺に住んでいるので、親戚の墓は全て近所にある。
しかし息子のクアトロのシェフは、田舎というものがないので寂しいと良く云っている。
思い立った時に墓参りも出来るのだから、ありがたいことなのである。
墓参りの帰りにパン屋さんで朝食。
テラスには蔦が日陰を作っている。
その蔦を見るとホップの実が成っている。
ホップがあってこそビールの美味しさがある。
今日も暑くなりそうだわ。
帰ってビールを飲みましょうかしら。
ホップには、女性ホルモンがあるっていわれているのよ。
ホップの実を摘んでいると男もおっぱいが大きくなってくるっていわれているのよ。
クアトロの父は、少ない知識をクアトロのシェフ夫婦に披露するのだった。
女言葉になるクアトロの父だわ。
この日はその後ビール漬けになるクアトロの父だったわ。

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