月に一度、水曜定休とは別に一日お休みをいただいているクアトロである。今日はその6月分のお休みをいただいた。
仕事熱心なクアトロの父は、休日にも美味しいワイン探しに勤しんだ。とは云ったものの真相は本人が飲みたいワインを探しただけである。
今日の収穫のひとつはモンキエロ・カルボーニの「モンビローネ」である。バルベーラから作られる赤ワインだが、フルボディを名乗れるバルベーラである。
一般的にまだまだイタリアワインへの不信感を持つ人は多い。イタリアの赤ワインの三大品種はキャンティを作るサンジョベーゼとファミレスで100円グラスワインになるモンテプルチアーノとピエモンテでバローロの引き立て役のような安ワインを作るバルベーラである。
それぞれの共通した特色は栽培に適して高収穫が獲られることだろうか。そしてそのように作られたものは、やけに酸味が強くなる。そういった安いイタリアワインに巡り会ってしまった人はイタリアワインは酸っぱくてあまり好きになれないと云う。
クアトロの父も当初のイタリアワインへの印象はそのようなものであった。
そしてスーパートスカーナが現れてからイタリアワインは一変する。バリック熟成を取り入れ、強い酸をマロラクティック発酵(乳酸の力で酸味をやわらかくする醗酵)させたりと飛躍的な進歩を遂げる。
今日の「モンビローネ」はバルベーラのひとつの到達点のようだ。
作り手のモンキエロは1990年に親子で開いたまだ新しいワイナリーではあるが、その妥協のない姿勢から現在イタリアで注目を浴びている作り手である。
「モンビローネ」は畑の名前であるが、このワイナリーを築く原点になった畑である。この親子のおばあちゃんがワイン作りを始めた畑なのである。
このワイナリーの原点の名前を付けたこのバルベーラのワインは今後も注目である。
今日のクアトロの休日にじっくりと味わってみるクアトロの父である。