ザ・クアトロ

クアトロの父のたわごと

ボージョレ・ヌーヴォー解禁前

2011年11月15日 | ワインの話

Photo ボージョレ・ヌーヴォーのブームもすっかり下火になった。
解禁日に少しでも早く飲もうということも無くなったようだ。
近年は、解禁日の数日前に酒屋にはヌーヴォーが到着しているが、11月の第3木曜の解禁日までは売らない紳士協定になっている。

今年のクアトロは、ボージョレ・ヌーヴォーを3種類手配している。
例年のシャトー・ドゥ・ピゼイに加え、日本人の生産者で注目を浴びているルー・ディモンのものと、ロマネ・コンティ醸造長の職を蹴って独立したカリスマ醸造家のフイリップ・パカレのものだ。
いずれも、特別に美味しいボージョレ・ヌーヴォーだ。
その3種類の新酒がクアトロに秘かに到着している。
しかし、木曜までは販売をしてはならない。
売ることは出来なくてもお客様についつい教えたくなるのが人情だ。

お客様「あのー、ボ」
クアトロの父「ボ?ボージョレ・ヌーヴォーですか、それはですね木曜にならないと売れないんですけど、実は・・・」
お客様「いえ、ボ・ボンゴレください」

お客様「あのー・カ」
クアトロの父「カ?解禁日前にボージョレ・ヌーヴォーを飲ませてと云われてもですね・・・」
お客様「いえ、カ・カルボナーラください」

小市民のクアトロの父は隠し事が出来ない。

コメント
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