今年のクアトロは、P.P.(フィリップ・パカレ)のボージョレ・プリムールを仕入れた。
フィリップ・パカレは、ボージョレの自然派ワインの第一人者だ。
化学肥料や農薬を使わずに、自然酵母で仕上げるボージョレを造る。
彼は、かのロマネ・コンティの醸造長の職を蹴ったという。
プリムールとは初めてのという意味だ。
ヌーヴォーとも同義語ではあるが、今年はじめての彼の作品と云う思いが込められている。ヌーヴォーは出来たての旨さが狙いだが、このプリムールは出来たても旨く、さらにビン熟させても旨いワイン造りを目指している。
早く飲むことだけのヌーヴォーとは違うジャンルのものと云うことだ。
このフィリップ・パカレのプリムールは、ガメイ種本来の味わい風味を尊重している。
濃縮感だけを求め、ガメイ種と違うワインを造る昨今のブームには反するワイン造りだ。
クアトロではこのワインはボトル売りだけの扱いになります。
売れ残りは、来年までセラーに寝かせようと思っています。
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