イソップ童話の「ぶどうときつね」によると
キツネが、たわわに実ったおいしそうなぶどうを見つける。
食べようとして跳び上がるが、ぶどうはみな高い所にあり、届かない。
何度跳んでも届かず、キツネは怒りと悔しさで、
「どうせこんなぶどうは、すっぱくてまずいだろう、誰が食べてやるものか」
と捨て台詞を残して去る。
叶わないものに対しては、このように負け惜しみを云ってしまうものだ。
たわわにぶどうが実って、きつねもいるような土地からやって来たワインがある。
イタリア・プーリア州のサレンティーノのワインだ。
きつねも食べたかった地ぶどうのアリアニコから作るワイン。
作り手のワイナリーの名前はポッジョ・レ・ヴォルピと云う。
きつねの丘という意味だろうか。
きつねがどうせすっぱくてまずいだろうと云ったぶどうがワインになった。
さてその味わいは、・・・。
きつねくんにはかわいそうなので教えられません。
今日からクアトロで手の届くグラスワインで飲めます。
※夜、お料理のラストオーダー、最終入店は8時30分
アルコール類、ドリンク、デザートのラストオーダーは9時
閉店は、9時30分とさせていただきます。
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