ザ・クアトロ

クアトロの父のたわごと

イトヒキダイ

2007年09月20日 | 魚の話

Photo_455 話題のお店クアトロは、常に新たな魚への挑戦を続けている。今日紹介するのは、静岡産イトヒキダイである。この名前は、伊豆地方の呼び名で正式にはイトヒキアジという。伊豆地方では、なんでも鯛になってしまう。
アジだろうがタイだろうが糸を引くように泳いでいることに変わりは無い。この魚は、水族館で人気の魚でもある。見た目がきれいなのだ。写真のイトヒキもどうだきれいだろうと流し目を送っている。
きれいな魚でも、クアトロでは刺身にして食べてしまうのである。早速、その刺身を食した。これはやはりアジである。味が濃い。すこしコブのような味もする。鯛を昆布〆にすればこんな味か、するとやはりタイでも良いのか。なんとも、あやしげな流し目くんである。さしずめ、魚界の梅沢富美男といったところである。
※本日の魚料理
静岡産イトヒキダイ、三陸産ホウボウ、青森産クロムツ、大阪産クロダイ、大阪産メジナ、大阪産イシモチ

さて、義理と人情に生きるクアトロ・シェフは友人の結婚式出席のため、22日土曜の6時からのディナーをお休みさせていただきます。変わりに、前回好評だったと信じているクアトロ・ママの家庭料理での営業になります。早速、今日から仕込みも始まっております。乞うご期待。

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話題のお店

2007年09月19日 | クアトロ・スタジオーネの話

Photo_454 昨日は、新聞の折り込み情報誌への広告の写真撮り。テーマは、「話題のお店大集合」である。話題のお店といっても広告なので自薦なのだ。実際にお客様にはクアトロはどんな話題になっているか、いつも心配している。
三人の仲の良い奥様達がクアトロに来店する。どうやらこの日は、クアトロの料理がとても気に入ったようだ。後日、三人の奥様達は、それぞれ美容室へと出かける。するとA子さんは、美容室で「こないだね、とっても美味しいイタリアンのお店を見つけたのよ」と、美容師の先生に教えてあげる。「クアトロなんとかと云ってね、マスターもカッコいいのよ」との具合である。さて、B子さんは、「どこか美味しいお店知りません」との美容師さんの問いかけに「私には良いお店だと思うのだけど、他の方にも良いかどうかは解らないわ」と慎重である。C子さんは同じ問いかけに「どうかしら」『良いお店は他の人に荒らされたくないわ』と無口である。
三人の奥様は、またまた後日クアトロに来店。今度は残念なことに、忙しい時に来店してしまったのか、満足のいくサービスが受けられなかった。すると、そのまたまた後日の美容室で、A子さんもB子さんもC子さんも「クアトロはどうも味が落ちたわね、マスターはカッコいいんだけど」と口を揃える。
そのような訳で、良い話題より悪い話題は三倍のスピードで流れるのだった。たまには、新規のお客様をお呼びする広告を打たなくてはなりません。そして広告の趣旨は、三タテのパフォーマンスのお店です。クアトロは、切りタテの生ハムに削りタテチーズのパスタにおろしタテの魚料理が話題のお店なのです。どうぞ、A子さんが増えますようにと祈るクアトロの父です。

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パニエ・ロゼ

2007年09月18日 | ワインの話

Photo_453 昨日、長男の結婚式に父から差し入れをした。乾杯用のシャンパンである。クアトロでも使っている「パニエ・ロゼ」のマグナムを差し入れた。式場で用意するシャンパンにいちゃもんをつける訳ではないが、せっかくのクアトロ家の関わる結婚式なので、すこしこだわりを見せたかった。
式中、このシャンパンについて説明をしてほしいとマイクを向けられた。「パリのやや北にあるシャンパーニュで、女性のオーナーが運営するパニエというセラーが伝統的な良さを守りつつ革新的なアイデアも取り入れ端正こめて作った本格的なロゼのシャンパンです」とか解説しようかとも思ったが、注がれたロゼ色のシャンパンがぬるくなるまで話す勇気はなかった。
「今日の式の思い出に、このきれいな色をしたシャンパンの美味しさも加われば幸いです」きざなセリフで決めたクアトロの父であった。

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記念写真

2007年09月17日 | 家族の話

S_12 今日はクアトロ家長男の結婚式のためにお店をお休みさせていただいた。
長男は、つくばで塾の先生をやっている。お嫁さんも同じ塾の先生だ。結婚式場は、今流行の結婚式専用会場で、会場をまるごと使い、自宅に招いた様なおもてなしが売りである。
ロビーなどには、新郎新婦の思い出の写真などが提示されている。二人で旅行した写真などもある。一枚は、鎌倉の大仏の前で二人仲良く写真に収まっている。しかし、この長男は頭が大きい。背景の大仏より大きいのではないかと思った。
塾の先生をやっているから頭が大きい訳でもなく、子供の時からやや大きかった。そういえば、まだ歩行器に乗っていた時、父を追いかけて玄関から落下して頭から落ちた。それから頭が大きくなったのだろうか。
大人になっても、自転車で転んで頭を打ったことがある。その時は、一時記憶を無くし、弟(クアトロのシェフ)に「お前はだれだ」と聞いていた。
おっとりと育った頭の大きいこの長男に彼女が出来るのか心配していた。ある日突然、クアトロの父の職場に頭の大きい長男が、彼女を連れてきた。とても美人な彼女を連れてきたので、クアトロの父はビックリして記憶を亡くしそうになった。
その彼女と今日めでたく挙式である。一段ときれいになったお嫁さんと、頭は大きいが凛々しく振る舞った長男に、また記憶を亡くしそうになったクアトロの父である。

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チョリニョーラ

2007年09月16日 | 食材の話

S_11 イタリア半島をブーツにたとえるとかかとの部分にあたるプーリア州にチェリニョーラという地名がある。そこで採れるオリーブは実が大きくてとても美味しい。ベッラ・ディ・チェリニョーラという。チェリニョーラの美人とでも略すのだろうか。グリーン・オリーブの女王と云える美味しさである。
それにしても、大柄な美女である。しかし、その深い味わいは、奥ゆかしさをも感じさせる。ラスト・サムライで、トム・クルーズを見下ろした小雪のようである。
ワインと一緒にいただこうものなら、きっと小雪の虜になってしまいます。クアトロで発売中ですが、くれぐれもご用心。

※このブログの写真は誇大広告と思われます。謹んでお詫びいたします。クアトロの父。

※明日は、クアトロ家長男の結婚式のため、お休みさせていただきます。ご了承の程。

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