想風亭日記new

森暮らし25年、木々の精霊と野鳥の声に命をつないでもらう日々。黒ラブは永遠のわがアイドル。

言いまつがいbyいとい

2009-03-25 09:30:12 | 
  朝から笑うのは、脳みそにいいのである。
  けれど「昨晩、深酒した」人や、「昨晩、ふられた」人や、うさこのように
  夜更かしして結局なんもできんかった人などは、朝起きたばかりのときに
  笑うのは難しい。

  そこでこの一冊、必笑本をおすすめしたい。
  (いや単に今朝がた、本だなをぼんやり眺めていて思いついたのだが)
  効き目抜群なので、こんなにどんより曇った朝などには特にいいと思う。

  既刊本なのですでにご存知で愛読されている方ももちろん多いと思うが
  朝目を通すということを改めてご提案、ということで新しい(?)

  糸井重里の陰謀で作られた【言いまつがい】
          (2004年バレンタインデー初版/東京糸井事務所刊)
  ほぼ日刊イトイ新聞への投稿により編纂されたようで、つまり書いたのは
  日本中の誰かと誰かと誰かである。
  天才がふつうに暮らしている事がよくわかる一冊である。
  すてきな人が日本にはたくさんいることもよくわかる。

  朝から古事記伝で頭を悩ますこともなく、大笑いで始めることができる。
  ちなみに一、二抜粋して紹介してみたいが、著作権もあることだし
  遠慮すべきであるし、でもテーマ「侍」からちょっとだけ。


 
  「ある会社に電話して「Aさんいらっしゃいますか?」と聞いたら
  アルバイトの女の子が「今、うちあい中です」と答えました‥‥
  打ち合わせ中だよ。」
  「学生の時、居酒屋でアルバイトをしていたときのことです。
  年末の忘年会シーズンで、店内大わらわ。あちらこちらから声をかけられ
  接客にてんてこまいだった私。あるテーブルに小走りで駆けつけ、大変
  お待たせいたしました、と言おうとしたところ、
  「大変お待たせした!」と言ってしまった‥‥お客さんは大爆笑で、その
  テーブルに行くたびに「ビールをひとつたのむでござる」と侍言葉で注文
  をされ続けました‥」てな具合。(言いまつがい 糸井重里事務所刊より)

  ここに書いたのを読んでもイマイチ笑えないかも。
  そのときは直接、本を手にしましょう、絶対に笑えます。
  ちなにみテーマ侍を選んだ訳ではないよ、ページを開いたら侍だった。
  昨日から「侍フィーバー」だからかなあ。
  侍が野球やって勝っちゃうとこが日本っぽくてシュールでいいわ。
  イチローの「神が降りてきましてね」はネットニュースの見出しになって
  いたけど、神がバットを振り回したんだなあ、良かった良かった。
  

 
コメント
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