昨年、初めて出会ったテニスボール大の種毛球を付ける
不思議な花・キバナムギナデシコ。
(別名バラモンギク(婆羅門菊)・キク科バラモンジン属)
今年はどうしているでしょう?
昨年と同じ場所に行ってみると多くの蕾が見られるのですが・・・
(花が終わって種を包んでいる様な蕾ばかり。)↑の写真
何度行っても、花が咲いている様子が見られません。
早朝出かけて、やっと花が咲いている様子を見る事が出来ました。
キバナムギナデシコは、朝顔やツユクサと同じで
日の出と共に開花する半日花であることを知りました。
頃合いを見計らって、朝出かけて見ると(午前7時半頃)
黄色い花弁が蕾を割って花弁が少しずつ見え始め
観察していると、30分位で全開しました。
花の蕾状態
開花し始めた状態。
少しずつ開花が進んでいる。
婆羅門菊はヨーロッパの地中海沿岸から西部が原産の植物で
日本には食用に輸入された植物だそうです。
太い根や茎が食用になるとの事。
傍には種毛の蕾がほどけている茎も在ります。
どの位の時間をかけて大きな種毛球に育っていくのか・・・
身近で観察出来ない場所なので判りません。
数日後、出かけて見ると、テニスボール大の種毛球が沢山出来て居ました。
近付いてみると種毛が飛び始めています。
沢山の種毛が風に乗ってドンドン増えて行けば
タンポポの様にあちらこちらで花が見られるかもしれません。
只、キバナムギナデシコは草丈が40~50cmありますから
増え過ぎると少し厄介かもしれません。
花は良く見かけるコウゾリナ等に似ていますが、何と言ってもあの大きな種毛球。
目にすると何の植物か知りたくなりますよネ。
半日花であることをネットで調べて判りましたが、
昨年は私も午前中に偶々出逢ったので、花も種の蕾も
大きな種毛球も固まって居ました。
午後は花は無く、咲き終わったこれもまた不思議な種の蕾ばかりの光景で・・・
今にきっと、タンポポんの様に沢山見られる様になりますネ。
食用に活用されればですが・・・
野に広がって行くのは抵抗が在るかも知れませんネ。
この大きな綿毛を去年の今頃、やまびこ公園で見かけました。
この綿毛は注目の大きさで目を引きました。
この時、午前中でしたので花にも出会いましたが、半日花だったのですね。
それにしても本当によく観察されていて素晴らしい記録ですね。
繁殖力の大きさが気になるところですが…
知られざる花の様子が分かって興味津々でした!
久しぶりに目にする不思議がイッパイの花です。
花が終わって、種を保護してガクが発達して来る様子も風変わりで
観察していると興味が尽きません。
何と言っても種毛球の大きさが異常!
これは何??と・・・
植物に関心がある人なら必ず立ち止まると思います。
長野県は南北に長い県ですが
松本や安曇野は中信に当たります。
私の住んで居る所は南信。
既に咲く領域をかなり広げている事になります。
風で瞬く間に居場所を侵略して行くのではないかと
危機感を感じます。
でも、怖いもの見たさで確かめに行ってみるのですヨ。
お昼頃には種の蕾が沢山見られる風景も変わって居ます。
ネットでは松本、安曇野方面に広がっていると在りましたが・・・
大きな種毛球から飛んで来た種が既に南信地方にも根付いている事になります。
特定外来植物に指定されなければ良いのですが・・・種はタンポポの種の3~4倍以上ある大きさです。
一見、何かしら??とおもいますヨ
恐らく、見た方は全員そう思われる事でしょう。
種が飛ばされていく様子も恐ろしい。
一度見たら忘れられない花だと思います。
花の蕾より、種の蕾が多く付いている花なんて、他に在るでしょうか?
けれど、恐ろしさ見たさで探している自分が居ます。
あっという間にタンポポの様に増えそうな気がしますヨ。
タンポポみたいなナデシコ?
キバナムギナデシコ、初めて見ましたが、
似たお花は有るような気がします。
けど絶対違いますね。
午前中だけの半日花、寒い地方だけに咲くお花なのでしょうか?
この綿毛の量を見たら、ウン無くて良いかな?(笑)
こんなふうにして花を追いかけて、
それはまたよろしいではありませんか。
花はなにも見ごろの時だけでない。
花のそれぞれの生涯がありますから。
咲いて子孫を残していこれもその様で、
ときの風情でしょうから・・。
僕のリストにはありません。
通常散策するのは昼近くからですから、
開花に合わないかな(笑)。
綿毛の大きさがすごいですね。
観察したい!
おはようございます。
キバナムギナデシコ、半日花なんですか。
1日花は聞いたことがありますが、半日とは短いですね。
綿毛はまるでタンポポそのものですね。
きっと増えすぎると、また困るのでしょうね。
ほどほどが一番です。
丁寧に観察されましたね
半日花なんですね、増えすぎてもちょっとですが
出会ってみたいものです