Reiko's Travel 記事と現在の英国事情

在英51年、2020年7月未亡人になって以来、現在英国事情と過去の旅行の思い出を記載。

最後のキャンプ旅行ーチロルのケーブルカー

2016-06-08 11:33:59 | キャンピングヨーロッパ2016-2017

湖のそばのきれいなキャンプサイトにチェックインしたときに渡されたカード2枚は、このチロル地方の公共バスや観光ケーブルカー、美術館や博物館が無料になるという優れもの。

 

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早速翌日キャンプサイトの一角でバスを待つ、今時キャンプに来ている人たちは定年退職した人たちばかりで、バス停でも6組の年寄(私たちも入れて)がバスをまっていた。ピッタリ定時に来たバス(バスナンバー4113)はブリックスレグ(Brixlegg)で乗り換えバスナンバー4074 を待つ。各家の窓辺の花が素晴らしく、この家の窓辺の緑のつたのようなツルはサツマイモの葉だった。 

 

ピッタリ12時にケーブルカーのふもとに着いたところ、12時から1時は昼食で閉まっていた。1時15分前に再開、素晴らしい晴天の元のんびりケーブルカーの箱の中から周囲の写真を撮りつつ、山頂へたどりついた。

 

 

 

 

 

 

 

 

ケーブルカーの到着点から道は緩やかなのぼり、キャンプサイトから同乗した私たち以外の年寄はみな登山靴にウオーキングスティックをもっていて、さあ歩くぞ !!の気構え。二人でゆっくりパインの森を抜けたところは山頂の反対側。

 

 

 こんな面白い木の根をさかさまにしてデコレーション、魔法の森をイメージしてあった。この森で持って行ったサンドイッチを食べコーヒーを飲み写真を撮ったらもう行くところがない。

 

 

ケーブルカーの中から見る素晴らしいチロルの家々を映しながらふもとに降りて一時間早いバスでブリクスレグの町へ戻ってきた。

 

 

 4桁のバスナンバーは昨年南ドイツで初めて見たが、オーストリアでも9千台からのナンバーでおかしい。大都市のロンドンでさえ3桁でふつうは2桁だから。4桁になると覚えるのも大変、これは痴呆防止のための国の政策か?

 

 ブリックスレグの街中で郵便局を探して歩き回り面白い板を張り合わせてできたネギ坊主の屋根を見つけた。この地方では珍しくない。カンナの花は暖かい国のものだと思っていたのに、この町の道端ではきれいに咲き誇っていた。

 

 バスの中から見た不思議な紫いろのもの、とっさに写真を撮って拡大してみたら、大きな鬼アザミの花だった。もしかしてこれもアーティチョークなのかもしれない。オレンジ色のはカボチャでキャンプサイトの近くの道端で売っていた。大きなのは2ユーロもするがこのカボチャとってもまずくてハロウインのランプを作るしかない。小さなカボチャは1個35セント、スープにすればまあまあかと2個買った。

キャンプサイトへ帰ってくるバスの中で見かけた町は、なかなか面白そうで見て回りたいと思ったけれど、このバスを降りたら次のバスは明日までない。今日一日只だもの仕方がないか。

コメント
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