ライン出版編集部

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ライン(rein)出版編集長の日常と雑感

三越といえば

2010-09-14 21:00:14 | Weblog
ライオン像。

待ち合わせの場所として親しまれながら、本館正面玄関でお客様をお迎えする2頭の「ライオン像」。この像が誕生したのは大正3年(1914)のことです。
この「ライオン像」の注文主は、三越百貨店の基礎を築いたとされる当時の支配人、日比翁助。その日比が百貨店開設の準備のため欧米を視察したときにイギリスで注文したものです。
ロンドンのトラファルガー広場にあるネルソン記念塔の下の4頭の獅子像がモデルとされ、英国の彫刻家メリフィールドが型どり、バルトンが鋳造したものです。
完成までに3年の歳月を要したこの仕事はイギリスの彫刻界でも相当な話題となりました。
現在ではその気品と店格を象徴して、三越の象徴的存在でもあり、また、東京名物の一つとしても親しまれています。(日本橋三越本店のホームページ<歴史再発見>より)

院展へ

2010-09-14 20:32:32 | Weblog
東京都美術館が大規模改修に伴う全面休館のため
今年の院展は日本橋三越本店で開催されている。(20日まで)

遠方より友人のTさんが来たので一緒に鑑賞した。

会場が狭い感じは免れないが、
今年も数々の秀作にめぐり合えてよかったと思う。

那智の滝、柳生街道、妙高、奥入瀬など
行ったことのある風景の作品は楽しかったし、
内閣総理大臣賞を受賞した「祭壇(バリ島にて)」(画像の下段中央)は、
ウブドを描いたもので
「食べて、祈って、恋をして」映画のロケ地と重なった。

作家のコメントが掲示されていたのも今年の特徴。
題材を選んだ理由とか、苦心した点などが記されていた。

敬愛する福井爽人氏の作品は「古城賦」という題で、
ヨーロッパの古城を描いたもの。
画像右上。
私たち二人、かねてからの福井ファンだけに
大好きな先生の絵の前に立ち
幸せ一杯であった。