ライン出版編集部

一人一著作を!
rein(独)を信条に
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ライン(rein)出版編集長の日常と雑感

思い出の博多人形

2012-05-04 20:31:59 | Weblog
思い出話ばかり多くなってきてスミマセン。
年のせいかな?

杉並に住んでいた伯母の遺品整理をするからと招集がかかり、
好きなものを持ち帰ってよし、というのでしたが
reinは「ほしいものはない」と応えていました。

少しカッコいいことをいえば
伯母には思い出をたくさん作ってもらったから
モノは要らないのです。

伯母は高校教師で、
いちばん長く勤めたのは都立小石川高校。
官吏の夫を戦争で亡くしたあとは一生独り身で通しました。
母親、つまりreinの祖母ですが、存命中は二人暮らし。
祖母が亡くなってからは独り暮らしでした。

伯母は田舎の私たちに夢のような宝物を与えてくれる人でした。
それはモノばかりでなく、教養、文化、といった…。
幼児期からスキーや登山を経験させてくれたり
避暑を体験させてくれたりと。
大変ありがたい存在だったのです。
ちょっと厳しいところもありましたけど。

reinにとって伯母宅の茶の間は大変懐かしい第2の故郷。
なぜなら母が大病して入院・手術をした幼き日、長期間過ごしたのがこの家、
田舎から上京してカルチャーショックを受けまくったのもこの家、
受験の宿も、そして学生寮からよく逃げ込んだのもこの家でしたから。
田舎の母と会うのはホテルじゃなくていつもこの家だったわけで…。

昨日、足の踏み場もなくなった茶の間の
誰にも気づかれない隅っこに埃をかぶって忘れられたように残っていた博多人形。
これは私の父が伯母に買ってきた最大のみやげだと聞いていました。
エピソードもたくさんあります。

だから、ゴミにはできません!

なのに雨の中、仕方なく「ゴミ袋」に入れて持ち帰ったのでした。

埃を落としてきれいになったところを撮影。
みなさんに見ていただきたくてブログに載せました。

モノには一つひとつ意味が込められているものなのです。



凱旋門から見たエッフェル塔

2012-05-04 20:23:34 | Weblog
「旅の記憶」前のお題は「塔」。

スカイツリーの一般公開に合わせてのテーマでした。

この作品は、ぶんか村の発行、配布、そして恒例の京都へ、という
隙間を縫って描いたもの。

写真なら建設中のを含めてスカイツリーのショットはたくさんあるのですが
(あちこちで見えますものね、思いがけないところからも)
やっぱり、東京タワーやエッフェル塔が美しいなあ!と思ってしまうreinです。

押し花作家さん、手織り作家さんなどみなさんエッフェル塔をモチーフにしてましたから
お題は「エッフェル塔」だと思われてしまったかも。

しまった!

今後はお題を明記する必要があるかもしれません。