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クリスマスもまだなのにおひなさまを飾るのは…との声を背中に聞きながら、
年が改まったら忙しくなるので今のうちに、と折り雛を作っています。
写真は亡母が残した千代紙で作ったおひなさまです。
色あせているところが何ともいえない風合いを醸し出しています。
いま、手元にはイタリア生まれのおひなさまが3組あって、
それは日本在住のイタリア女性にあげる約束をしています。
旅行中お世話になった現地の方々にもプレゼントしてきました。
少したまったら、恩師のところへも何組か行きます。
このおひなさまをいちばん喜んでくださる方だから。
女雛は6枚、男雛は5枚の折り紙を重ねて切り込みを入れながら折っていくもので
切り落とす部分がなく、散らかりません。
ハサミ1つあればどこでも作れるのがメリット。
電車の中でも機内でも。
ただすごく手間がかかって難しいです。
明治か江戸時代から伝わったもののようです。