ライン出版編集部

一人一著作を!
rein(独)を信条に
誠実な出版を目指す
ライン(rein)出版編集長の日常と雑感

数年前

2007-10-28 09:12:45 | Weblog
reinの住まいの近くには自衛隊朝霞基地があり、
埼玉国体で優勝したレスリングの選手やコーチをはじめ職員の多くがこのエリアに住んでいる。
だから職員家族と知り合うこともある。

毎年秋には朝霞基地で観閲式が行われるが、
総理大臣はじめ政府の要人が当地に来るので
この日は警戒車が一般道路を走り回り、異様な雰囲気に包まれる。

地元民には観閲式の入場招待券というのが配られたりもするが、
あげますよ、といわれてもずっと行ったことはなかった。

が、数年前、見ずして何も語れないと意を決して
職員家族である友人に誘われるままに出かけた。
小泉総理のときである。

熱気、歓喜の渦にのまれそうになりながら
この光景は果たして現実なんだろうか、と目を見張った。

ところで観閲式が近づくと、戦闘訓練が激しさを増す。
上空に何機もの戦闘機が隊列を成して飛び交う。
低空飛行だからものすごい爆音が通り過ぎる。
落ちてこないかヒヤヒヤするほどだ。
陸上ではジープや戦車、軍用車がブーンと低音を響かせてパレードの練習…。

勉強不足であまりうまく語れないが、
reinとしてはひたすら「平和」を願いたい。


生きてる!!

2007-10-26 20:15:46 | Weblog
高さ20センチほどの小さなお人形。

新座に住む人形作家E・Kさんが創作したもので、
昨日彼女の手を離れ浦和に行きました。
引渡しの場に居合わせたので写真を撮らせてもらい、
帰ってからパソコンに取り込んで画像を見てみたところ・・・。

なんだか今にも話し出しそうです。
生きているような感じ。
作者の思いがこもっているせいでしょうか。


暗証番号二つ

2007-10-26 08:48:59 | Weblog
「最近、一見しただけでは判別できない精巧な偽変造免許証が出回り、他人名義の免許証を用いて銀行口座を開設したり、携帯電話の利用契約を結び、振り込め詐欺等に不正に使用されています。ICカード免許証は、偽変造免許証の作成が極めて困難であり、不正使用を防止できます。
 また、本籍はプライバシー保護のため、表面から削除されました。ICカード免許証は、表面に記載されている内容がICチップに記録されます。ICチップの記録内容は、ICカード読み取り装置に暗証番号を入力しないと見ることができません。また、免許証を身分証明書として使用する際など、表面に記載されている内容の真偽を判定する場合に暗証番号が必要となります。暗証番号を設定しなかった場合は、ICカード読み取り装置を持っている人が、何らかの理由で至近距離(約10cm)まで近づくとICチップ内の個人情報がその人に読み取られるおそれがあります。」(警視庁運転免許本部のホームページより)
http://www.keishicho.metro.tokyo.jp/menkyo/menkyo/ic/ic.htm

というわけで、昨日無事更新しました。
暗証番号2つについてはゼッタイ忘れない番号を設定。

カリカリサンマ

2007-10-25 17:13:02 | Weblog
お刺身にできる新鮮なサンマが手に入ったら
こういうものはどうかしら。

まず、お刺身を作ったあとに残る
内蔵を取り巻く小骨の多い腹の部分は、
骨とともにとっておきます(内臓と頭は捨てる)。
適当な大きさに切り、
フライパンにサラダオイルをひいて、
カリカリベーコンを作る要領で骨を焼きます。

よ~く焼いて(揚げてもよい)骨がカラカラパリパリしてきたら
ペーパータオルにとって油をとり、
お皿に盛り付け、塩少々を振ります。

これが香ばしくてビールのおつまみに最高なのです。
ご飯のおかずにもなります。

「新鮮なカツオは捨てるところがない」とよく言われますが、
(私は枕崎でこの話を聞きました)
サンマとて然り。
新鮮なら骨までおいしいのです。

ミス・ポター

2007-10-24 13:32:08 | Weblog
公開前からぜひ見たかった作品。
すでに上映が1日1回になってしまっている。
間に合ってよかった。
これだけ景色の美しい映画は劇場で見ないといけません!

さて、今年見た中での最高傑作。
というかこういうの、大好きです。

私財を投じて自然(村全体)を守る…。

大金持ちになれたら私も買い取って残したい公共の財産はいっぱいある。
が、リッチでないばかりに実家すらも解体せねばならなかった。
両親が築いてきた貴重な歴史のほとんどをたった2日で失ったのだ。

「美しいものは保存しなければ」という字幕を見ながら
樹木が生い茂り野鳥のサンクチュアリだった実家の庭を想像した。
古いものをすぐ壊そうとする風潮には疑問を感じざるを得ない。

さて、主人公を演ずるレニー・ゼルウィガーは、昨年「ブリジッド・ジョーンズの日記」の演技に好感を持っていた。(女性に人気の女優だそうだ)
『ピーターラビット』については、生みの親である主人公のビアトリクス・ポターはさることながら出版人ノーマンあっての大ヒットに違いなく、出版人の端くれとしてはこうした逸材を世に送りだせたノーマンは実にうらやましい。
映画の中でも作者を育てていく様子がみてとれる。

帰り道、♪When You Taught Me How To Dance…のメロディーが耳から離れなかった。
そして戻ってからピーターのカップでコーヒーを。
ここは紅茶じゃないですか?といわれそうだけれど。

Hoya Bunca(保谷バンカ)

2007-10-24 00:09:51 | Weblog
ジャズと手焙煎(網焼き)コーヒーの店。
ケーキもおいしい。

日本橋が発祥というジャズ喫茶Hoya Buncaでピアノコンサートが開かれた。
新座に住む堀田由紀子さんの演奏を楽しむ集いだ。
座りきれないほどの人、人、人…。
イギリス教会で使われていたという長椅子は
「お詰め願います」の状態。

堀田さんは国立音大ピアノ科卒。
地域でピアノ教室を開きながら演奏活動を続けている。
お弟子さんに指揮コンで優勝した中学生がいたり、昔教えた生徒が医師になって再開レッスンに戻ってきたりと忙しい。

reinもかつて国立埼玉病院のクリスマスコンサートで冬ソナを連弾した際、レッスンを受けた。
(不肖の弟子で申し訳ありません!)

そして次には軍隊行進曲(シューベルト作曲)を連弾しましょうと言っていただいている。
目標はできても、いつになるかはわからない。
気長に待っていてくれるという。

そんな堀田先生の演奏はバッハ、モーツアルト、ドビュッシー、ビートルズ、映画音楽と多岐にわたりすばらしかった。

トールペイントの展示「オータム・ウエディング」が行われていることもあり、メンデルスゾーンの結婚行進曲で締めくくり、「亜麻色の髪の乙女」がアンコール曲だった。

お客さまは思わぬ生演奏に大喜び。

ガリレオ タイトルバック

2007-10-22 23:15:24 | Weblog
気づいている人も多いと思うけれど、
タイトル背景は京都大学の時計台。
その前にはシンボリックなクスノキの大木があります。

ガリレオとは「物理学の湯川学准教授」のこと。
京大の湯川秀樹博士とリンクさせたのでしょうか。

思い立ったら路上でもドラム缶でもどこにでも難しい数式を書いて計算してしまうというかっこよさ。
こんな人が世の中にいたらおもしろいと思うんだけど・・・。




あかね雲

2007-10-22 19:48:31 | Weblog
母の命日。

墓参のため田舎へ行った。

母と懇意にしていた人とともにお墓参りを済ませたあと、
生まれ育った街を少しだけ歩いた。
帰省の度に様子が変わっていく街…。
駅前再開発が進んでいる。

15時台の特急で帰路につくと
車窓から目を見張るほどのすばらしい夕焼けが。

あの日も秋晴れの好天だったことを思い出す。

桜組のみなさ~ん、沿線水戸付近に「さくら川」っていう名前の川がありましたよ。

憲法第9条

2007-10-21 20:48:38 | Weblog
条文
「日本国民は、正義と秩序を基調とする国際平和を誠実に希求し、国権の発動たる戦争と、武力による威嚇又は武力の行使は、国際紛争を解決する手段としては、永久にこれを放棄する。
前項の目的を達するため、陸海空軍その他の戦力は、これを保持しない。国の交戦権は、これを認めない。」


昨日母校において「いま、見出そう憲法九条ーその意義と存在ー」という講演会が開かれた。
講師は、
婦人国際平和自由連盟WILPF事務局長でアメリカから来日しているスージー・スナイダー女史と
慶応大学名誉教授で歌人の三浦冨美子さん。

どちらも戦争反対という明確な立場をとる貴重な講演だった。

特に三浦先生は長崎で被爆されたときの模様を体験者として語り、会場は静まり返った。
爆心地から2、8kmのところにいた先生は、身体じゅう針山のようにガラスの破片が刺さったそうだ。
運ばれた病院でのむごすぎる光景…。

生きている限り語り継がなければと静かにおっしゃった。
そして自作の歌を何首も披露された。

講演が終わると若い学生も含めて質疑が飛び交い、このテーマに対する関心の高さを示していた。