aspettare

イタリア語で 待つ、、、
どうってことないけど発音が好き、、、

イングランドとサポーター

2006-06-16 20:57:48 | サッカー
また4年前の話になるが・・・。
日韓の時、イングランド対ブラジルの決勝トーナメントを観戦した。
あの頃、事実上の決勝戦と言われた好カードだった。

フーリガンの問題とか開催前は色々と言われていたがイングランドのサポーターも、
静岡での試合というブラジル人サポーターの多さも気にならない、
和気藹々でとっても楽しく観戦出来た。
もちろん、試合はそれ以上に素晴らしかった。

そして、強行スケジュールで電車で帰る中、
席がなくドアの近くで座っている私達と同じ場所にイギリス人が居た。
イングランドが負けた試合だったが、彼らは赤い顔をしてビールを気持ち良く飲んでいた。
一人は関西に日本人の奥さんと暮らしていて、
もう一人はその彼を頼ってイギリスから来ている熱狂的なサポーターだと言った。
最初は拙い日本語で負けても良い試合だったと語っていたが、
熱くなってくると英語で悔しさを語った。
途中で降りいてく日本人のサポーターに声をかけながら、本当に楽しそうだった。
日本人のサポーターも必ず彼らに声をかけていた。
なんとも気持ちの良い風景。
観戦以外で本当に楽しい思い出が出来た試合だった。
彼らは「イングランドの試合があるなら何処へでも行く」と言っていた。
そして・・・。

今年のドイツのイングランド戦。
今、録画をしておいた「イングランド対トリニダード・トバゴ」を観ながらふと彼らを思い出した。
今年も彼らはこの会場の何処かに居るのだろうか。
そして、予選トップ通過の祝杯をこの後楽しく挙げたのだろうか。


追記、
そうそう、あの時イングランドは負けたのに、
ベッカム達選手は観客席をぐるっと一周してくれたのだ。
「応援してくれてありがとう」そう言ってくれてるようだった。
日本の選手も、負けてもサポーターにエールを送ってもらえるような。
堂々と客席に手を掲げることが出来るような試合をして欲しい。
もちろん試合は勝つことが絶対条件だけどね。
勝つことと同じくらい大切なことがあるって、私は他の国の選手達に教わった。