映画ではないんですよね~。
BBC製作のなんていうんですか、スカパー観ている私は「ヒストリー・チャンネル」のジャンルに入ると思うのですが。
以前、ここにも書いたと思うのですが、ハンニバルの映画があったら観たかったんです。
イタリア大好きの私、自然とローマ帝国贔屓。
しかしこのハンニバルだけは惹かれたんです。
ローマの敵は私の敵、だったんですがね。
ハンニバルを知ったのは塩野七生さんの「ローマ人の物語」
紀元前、まだカエサルが出てくる前の時代に出てきます。
第二次ポエニ戦争。
ローマ対カルタゴの戦士ハンニバル。
誰も試したことが無く、考えもしなかったアルプス越えを敢行します。
それも南国育ちの象をつれて。
この時代、戦闘には像を使ったのでまあ今でいう戦車ですね。
彼は稀に見る戦術家だったのだが、哀れ自国の役人達に見放され結局ローマを倒すことは出来なかったのです。
ローマが運が言いというか、ハンニバルが不幸というか、歴史にタラレバは禁句ですが、ついつい考えてしまいます。
塩野さんの本は内面容姿まで詳しく人物について書いてくれます。
私の中のハンニバル像は出来上がっていました。
イメージ壊されたくないけど、実際映像ですごく観たかった戦記。
カルタゴ、今のアフリカ辺りからわざわざ反対の北へ、アルプスを渡り北イタリアから攻めてく戦略。
例えばハリウッドで映画になったとしても誰もイメージが浮かばなかったのですが、このBBCのハンニバルはまさに私がイメージしていた人。
テレビ製作であっても少しも見劣りしない出来栄えでした。
こういう戦記もんには必ず出て来る好敵手、スキピオ・アフリカヌス。
アフリカヌスという名は随分後になってだったと思う。
ここでは父について戦場へ行ったのだ。
若いスキピオは父と挑んだハンニバルとの負け戦で多くを学んだ。
天才ハンニバルと同じ戦術でハンニバルを破るのだ。
ハンニバルは自分の戦略に破れたのだった。
しかし私には悲しいかな自国に破れた気がします。
しかし、BBCは誇示することなくしっかり史実に基づいて作ったと思う。
こういうのって日本の戦国時代でもそうだけど、本で読んで良く出来た映像見るとほんとワクワクして観てしまう。
本では必ず地図で場所を追いながら読むからもっと詳しくなる。
歴史物を観る時は予習するに限ると思います。
映像見てても今どの辺りかとかその人物の性格なんかも知っておくと面白い。
カエサルなんかは実にこういうところの失敗を参考にしていると思う。
そして私の一番好きなアウグトゥスはカエサルの失敗も参考にしている。
塩野さんのローマ人の中に出てくるアウグトゥスの所で彼が語るあるシーンで凄く好きな所がある。
その話はまた後日・・・。(と言ってまた放置かも・・・。笑)
このドラマ、イギリスが作ったと思うと以外と思うでしょうが、塩野さんの本に度々参考にした文献の話が出てきますが、
意外と関係ないイギリス人の歴史家が多いのです。
ローマ帝国時代の戦略は現代の軍でも参考書にしているらしいので歴史的にも詳しいのかもしれませんね。
BBC製作のなんていうんですか、スカパー観ている私は「ヒストリー・チャンネル」のジャンルに入ると思うのですが。
以前、ここにも書いたと思うのですが、ハンニバルの映画があったら観たかったんです。
イタリア大好きの私、自然とローマ帝国贔屓。
しかしこのハンニバルだけは惹かれたんです。
ローマの敵は私の敵、だったんですがね。
ハンニバルを知ったのは塩野七生さんの「ローマ人の物語」
紀元前、まだカエサルが出てくる前の時代に出てきます。
第二次ポエニ戦争。
ローマ対カルタゴの戦士ハンニバル。
誰も試したことが無く、考えもしなかったアルプス越えを敢行します。
それも南国育ちの象をつれて。
この時代、戦闘には像を使ったのでまあ今でいう戦車ですね。
彼は稀に見る戦術家だったのだが、哀れ自国の役人達に見放され結局ローマを倒すことは出来なかったのです。
ローマが運が言いというか、ハンニバルが不幸というか、歴史にタラレバは禁句ですが、ついつい考えてしまいます。
塩野さんの本は内面容姿まで詳しく人物について書いてくれます。
私の中のハンニバル像は出来上がっていました。
イメージ壊されたくないけど、実際映像ですごく観たかった戦記。
カルタゴ、今のアフリカ辺りからわざわざ反対の北へ、アルプスを渡り北イタリアから攻めてく戦略。
例えばハリウッドで映画になったとしても誰もイメージが浮かばなかったのですが、このBBCのハンニバルはまさに私がイメージしていた人。
テレビ製作であっても少しも見劣りしない出来栄えでした。
こういう戦記もんには必ず出て来る好敵手、スキピオ・アフリカヌス。
アフリカヌスという名は随分後になってだったと思う。
ここでは父について戦場へ行ったのだ。
若いスキピオは父と挑んだハンニバルとの負け戦で多くを学んだ。
天才ハンニバルと同じ戦術でハンニバルを破るのだ。
ハンニバルは自分の戦略に破れたのだった。
しかし私には悲しいかな自国に破れた気がします。
しかし、BBCは誇示することなくしっかり史実に基づいて作ったと思う。
こういうのって日本の戦国時代でもそうだけど、本で読んで良く出来た映像見るとほんとワクワクして観てしまう。
本では必ず地図で場所を追いながら読むからもっと詳しくなる。
歴史物を観る時は予習するに限ると思います。
映像見てても今どの辺りかとかその人物の性格なんかも知っておくと面白い。
カエサルなんかは実にこういうところの失敗を参考にしていると思う。
そして私の一番好きなアウグトゥスはカエサルの失敗も参考にしている。
塩野さんのローマ人の中に出てくるアウグトゥスの所で彼が語るあるシーンで凄く好きな所がある。
その話はまた後日・・・。(と言ってまた放置かも・・・。笑)
このドラマ、イギリスが作ったと思うと以外と思うでしょうが、塩野さんの本に度々参考にした文献の話が出てきますが、
意外と関係ないイギリス人の歴史家が多いのです。
ローマ帝国時代の戦略は現代の軍でも参考書にしているらしいので歴史的にも詳しいのかもしれませんね。