りきる徒然草。

のんびり。ゆっくり。
「なるようになるさ」で生きてる男の徒然日記。

絹布の法被。

2008-10-08 | Weblog
明治22年。
アジア初の憲法「大日本帝国憲法」がこの国で発布された。
しかし大半の国民は、それが何のことだかサッパリ分からず、
どこでどう話が変わったのか、“天子様が絹布の法被を下さるそうだ”と
いう話になって世間に流布し、世の中は、にわかにちょっとした
お祭り騒ぎになり、御輿や提灯行列が繰り出したそうだ。
その様子を見ていた当時の思想家・中江兆民は、「情けないことだ」と
日記の中で嘆いたという。


「ノーベル物理学賞・日本人3人受賞」


昨夜のこのニュースに接して、そんな話を思い出した。
今回の受賞、たしかに快挙だ。
明るいニュースが少なかった昨今で、久々に嬉しいニュースだった。

しかし、今回の受賞に至る研究過程や内容、そして結果やその成果を
ちゃんと認識している人間が、いったいこの国の中にどれだけいるのだろうか?


俺?





・・・・・もちろん、分かってねぇよ(爆)
コメント
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