りきる徒然草。

のんびり。ゆっくり。
「なるようになるさ」で生きてる男の徒然日記。

10年後。

2013-05-21 | Weblog
会社の先輩から、村上龍の小説「55歳からのハローライフ」を貸してもらった。

村上龍の作品を手にしたのは、何年ぶりだろう。
20代の頃は、それこそ貪るように読んでいたのに、最近はとんと読まなくなった。
あの頃はバブルのド真ん中で、ボクも若くて血気盛んで、村上龍はさらにその何倍も
何十倍も何百倍も血気盛んでトンガっていた。
そんな当時の村上龍が書く小説には、音楽や料理やセックスやドラッグが食傷気味に
なるくらいに網羅されていて、それらの作品の底流には、とどのつまり、
「人間、楽しんだもん勝ち」ということが執拗に描かれていたような気がする。

そんな村上龍も還暦を過ぎて、こんなテーマの作品を書くようになり、
ボクもそんなテーマの作品に琴線が触れる年齢になってしまったようだ。

これから読むのでまだ感想なんて書けないけど、読後に何かしら思うことが
あれば、またこのブログに書きたいと思う。

ちなみに、ボク自身、55歳になるのは約10年後。
それを“まだ10年”と捉えるか、“もう10年”と捉えるか。
正直言って、どちらにでも捉えられるような気がする。
だったら、逆に時間を遡って、今から10年前を振り返ってみようか。



・・・・つい、この前じゃないか・・・。
コメント (2)
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